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水虫に対するパルマローザの研究データ_効果的なアロマオイルレシピ

 

こんにちはアロマ薬剤師のふみやです。【水虫に対するパルマローザの研究データ】効果的なアロマオイルレシピをご紹介したいと思います。

日本人の20〜30%が水虫にかかっているとされ、もしかしたら自分も水虫ではないかとお悩みの方も多いのではないでしょうか?今回は水虫に対するアロマテラピーの研究をご紹介するとともに、水虫を予防するためのアロマオイルのレシピや使い方をご紹介しますので、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

水虫に対するパルマローザの研究データ

 

パルマローザのアロマオイル(精油)を使ったフットバス(足浴)によって、水虫の原因菌である足白癬を減少される効果が研究論文で発表されました。これは皮膚科の先生などが行なった研究であり、パルマローザ単独やパルマローザと抗真菌薬と併用した際のデータを比較したものになります。

 

研究内容

水虫の患者18名を対象に「0.8%パルマローザ単独」「0.8%パルマローザ単独+0.04%塩酸テルビナフィン併用」「0.04%塩酸テルビナフィン」の3つの群で足浴を行い、白癬菌に対する効果を比較した。足浴は42℃、25分間実施。結果として「0.8%パルマローザ単独+0.04%塩酸テルビナフィン併用」の群においては75%の患者で白癬菌が陰性化し、「0.8%パルマローザ単独」「0.04%塩酸テルビナフィン」の群においては50%の患者で白癬菌が陰性化された。

参照:植物精油と抗真菌剤を用いた足浴による足白癬および爪白癬の治療の試み

ふみや
ふみや

研究ではパルマローザのアロマオイルだけを使っても、抗真菌剤と同様の効果が認められています

 

 

 

 

水虫に対するパルマローザの有効成分

 

パルマローザのアロマオイル(精油)には、抗菌・抗真菌作用に優れた「ゲラニオール」とよばれる成分を多く含んでいます。

ご紹介した研究においてパルマローザに白癬菌に対する効果が確認されましたが、海外においても水虫の治療薬としてブレンドされることがあります(日本ではアロマテラピーは医療として使用できません)。またパルマローザは肌を引きしめ、肌の弾力を回復される作用もあるため、化粧品などにも用いられたり、バラと同じ成分を多く含むため、バラに似た香りで人気のアロマオイルでもあります。私が水虫の予防のためにパルマローザをオススメする理由としては「白癬菌に効果がある」「肌の状態を整える効果で足の裏のカサカサを改善してくれる」「バラのような優雅な香りを楽しめる」などが期待できるためです。

 

ふみや
ふみや

スキンケアなどにも広く用いられるパルマローザ。その他の期待される作用はこちらの記事を参考にしてみてください→【パルマローザ精油の効能】研究論文から考えるスキンケア、香りの使い方

 

 

 

 

 

パルマローザを使った効果的なアロマテラピーの使い方

 

ここからはパルマローザのアロマオイル(精油)を使った効果的なアロマテラピーの使い方と使う場面をご紹介したいと思います。

ご紹介した研究ではパルマローザのアロマオイルをアロマフットバス(足浴)で使うことで、白癬菌を減少される効果が認められました。フットバス以外にはキャリアオイルでパルマローザのアロマオイルを希釈して、マッサージオイルとしてお風呂上がりなどに足に塗ってケアする方法もオススメです。

 

アロマフットバスの方法

大きめの洗面器かバケツ、浴槽に熱めのお湯を注ぎます。バスオイルなどの乳化剤にパルマローザのアロマオイル(精油)を洗面器であれば1〜2滴、バケツや浴槽の場合は2〜3滴を加え、よくかき混ぜてから足をくるぶしぐらいまで25分間お湯につけます。パルマローザの抗菌作用とパルマローザのバラのような甘く優雅な香りを楽しむことができますし、フットバスには全身の血流を促進して身体を温める効果や、足に溜まった老廃物の排泄を促す効果も期待できます。お湯の温度が下がってきたら、熱いお湯を足して調整してみてください。

敏感肌の方のアロマフットバス

アロマオイルの原液に触れることで、刺激を感じることがありますので、特に敏感肌の方はプラナロム/ケンソーから発売されている「バスオイル」などに、アロマオイルを混ぜて使用することがオススメです。バスオイル5mlにアロマオイル2〜3滴を垂らし、洗面器等に加えてみてください。パルマローザのアロマオイルだけでなく、ティートゥリーやラベンダーのアロマオイルをブレンドすることで香りの変化を楽しむことができるので、よかったら試してみてください。

 

 

 

アロマテラピーを使う場面

アロマテラピーには素晴らしい効果がありますが、医薬品として日本では使用することができません。そのためオススメのアロマテラピーを使う場面としては、最近足が臭いなと思うタイミングや、梅雨や夏場、またブーツで足が蒸れる季節などに、水虫にならないように毎日のケアで使うと良いと思います。私自身も日々のケアとして足の裏にもアロマオイルを塗っています。そのほかにも水虫の治療を終えた後に、再発しないように日々のケアとして使うにもオススメです。水虫の原因やセルフチェックを知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください→これって水虫⁉︎水虫の原因と治療【4つの効果的なアロマオイル】

プラナロム/ケンソー 「マッサージオイル」

プラナロム/ケンソーから発売されている「マッサージオイルCタイプ」は、パルマローザやラベンダー、イランイランなどのアロマオイルがブレンドされたマッサージオイルです。ラベンダーのアロマオイルにも白癬菌を抑制する作用が研究から発表されていることや、心に安らぎを与え、心身をリラックスさせてくれる心地よい香りのアロマオイルがブレンドされています。もともとは全身のマッサージ用のオイルなので、足だけでなく全身に使って心と身体のケアにも使うことができるマッサージオイルです。プラナロム/ケンソーは、オーガニックであり有効成分の管理も徹底されているオイルなので、アロマテラピー経験者からも人気のブランドで、しっかりと効果を実感したい時にオススメです。

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

「【水虫に対するパルマローザの研究データ】効果的なアロマオイルレシピ」をご紹介させていただきました。もしかしたら水虫かなと心配になったり、最近足が臭くなってきたなどとお悩みの方にお役に立てると嬉しいです。アロマテラピーを使うときは、有効成分が入った「精油」もしくは「エッセンシャルオイル」と記載されているものを選ぶようにしてください。100円均一などで販売されているアロマオイルを香りを楽しむのにはいいのですが、合成香料を使っているため効果は期待できません。私はフットケアとしてはプラナロムのアロマオイルを使っています。みなさんもよかったら試してみてください。

 

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