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アロマで簡単口臭予防ケア!原因菌に効果的な7個のアロマオイル

 

こんにちはアロマ薬剤師のふみやです!今回は【アロマで簡単口臭予防ケア】原因菌に効果的な7種類のアロマオイルに関して、ご紹介したいきたいと思います。

日本人の80%が口臭を気にしているとされており、口臭を気にするきっかけとなったのが「他人から指摘された」が40%、「他人に口臭を嫌がられる態度をとられた」が25%と発表されています。

多くの人が気にする口臭に関して、アロマテラピーの研究結果をもとに効果が期待できるアロマオイルと、日常でのアロマテラピーの使い方に関してご紹介していきたいと思いますので、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

口臭原因菌に効果的な7つのアロマオイル

 

アロマテラピーの研究において、下記の7つのアロマオイル(精油)に口臭の原因菌を抑制した研究結果が発表されました。

  • ティートゥリー
  • ペパーミント
  • レモン
  • ラバンサラ・アロマティカ
  • レモングラス
  • ユーカリレモン
  • ゼラニウム・ブルボン

 

なぜ口臭予防ケアにアロマテラピーなのか?

口臭の原因は舌苔(ぜったい)であることが多く、舌苔は菌の繁殖によっておこります。アロマテラピーに使用されるアロマオイル(精油)には抗菌作用・殺菌作用があり、多くの研究からも効果が明らかとなっています。またストレスや緊張からおこる口臭にも、アロマテラピーのリラックス効果が口臭の減少に期待できます。アロマテラピーには「菌の減少」と「ストレスの減少」2つの効果が口臭に対して期待できるのです。口臭のその他の予防ケアや原因の詳細を知りたい方はこちらを参考にしてみてください。→自分の口は臭くない?口臭チェック【3つの原因とアロマ予防ケア】

 

 

 

 

 

【口臭予防ケア】口臭原因菌に対するアロマテラピー研究

 

口臭原因菌に対する2つのアロマテラピー研究をご紹介することで、日常でどのようにアロマテラピーを取り入れるかを考えてきたいと思います。(参照:植物精油の口腔微生物に対する抗菌性および バイオフィルム形成抑制効果の検討)

 

研究①

ティートゥリー、ペパーミント、レモン、ラバンサラ・アロマティカ、レモングラス、ユーカリレモン、ゼラニウム・ブルボンのアロマオイルそれぞれの口臭原因菌に対する抗菌効果、またアロマオイルの組み合わせによる抗菌効果を検討。

研究①結果

全てのアロマオイルにおいて抗菌効果が確認された。抗菌効果の強さの指標であるMIC・MBCにおいて、レモングラス、ペパーミント、ゼラニウム・ブルボン、ユーカリレモン、ティートゥリーの順で効果が高かった。「レモン、ペパーミント、ゼラニウム・ブルボン」と「ティートゥリー、レモン、ゼラニウム・ブルボン」の組み合わせにおいては抗菌効果が増強された。

 

研究②

歯周病患者10名(平均38.8歳)に対して、洗口液(ティートゥリー、ペパーミント、レモンのアロマオイルを1:1:1の割合で濃度0.3%になるように精製水に加えた液)をもちいて、30秒のうがいを実施した前後の口臭原因物質を測定。

研究②結果

洗口液でうがいすることによって、うがいを実施する前を100%とした平均H2S量は62%まで減少(有意差はなし)。10例7例で減少傾向であった。平均CH3SH量42%に減少。

 

ふみや
ふみや

②の研究では残念ながら有意差は得られませんでしたが、患者さんによっては口臭の原因物質の減少が確認されました。

 

 

 

 

【アロマで簡単口臭予防ケア】アロマテラピーの使い方

 

ここからは日々の生活の中で、アロマテラピーでできる口臭予防ケアに関してご紹介していきたいと思います。

 

うがいでの口臭予防

ご紹介したアロマテラピーの研究では、精製水に対してペパーミント、ティートゥリー、レモンのアロマオイルを精製水に対して各0.1%、計0.3%になるようにブレンドされ、うがい液として使用されました。0.3%濃度を作るには精製水100mlに対してアロマオイル各2滴計6滴になります。

  • ティートゥリー
  • ペパーミント
  • レモン
  • ラバンサラ・アロマティカ
  • レモングラス
  • ユーカリレモン
  • ゼラニウム・ブルボン

 

今回の研究内容もふまえて考えると、上記のアロマオイルの中からコップ1杯(100ml)に6滴加えるのが良いのではないかと思います。初めてアロマオイルでうがいをする時は、香りが強すぎると感じることがあると思いますので、まずは3滴から試してみて、大丈夫のようであれば滴数を増やしていってください。

ふみや
ふみや

私はコップ1杯の水に対して、アロマオイルを1〜3滴垂らして、よくかき混ぜたあとにうがい液として使ったりします。初めて試す時はティートゥリーかペパーミントが馴染みやすいのではないかと思います。レモングラスは私には香りが強すぎました…。

 

※アロマオイルは化粧品や医薬品ではないので、口の中に入れても良いように作られていません。そのためうがい液としてアロマオイルを使う場合は、ご自身の判断になってしまいますが、プラナロム/ケンソーのものなど、精油としてメディカルグレードで高品質なものを使用するようにしてください。

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

「【アロマで簡単口臭予防ケア】原因菌に効果的な7個のアロマオイル」に関してご紹介させていただきました。みなさんのお悩みの解決に少しでもお役に立てると嬉しいです。

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