アロマテラピーで相手の行動変容を促す！商談や相談時に効果的な香り

 

こんにちはアロマ薬剤師のふみやです。【アロマテラピーで相手の行動変容を促す】商談や相談時に効果的な香りをご紹介したいと思います。

結果を追い求められるビジネスパーソンにとって、商談やプレゼンなどを通じてお客さんの行動を変化させ、仕事を成功に導きたいものですよね。私も営業職として働いていましたが、お客さんの行動変容を促すのは簡単なことではありませんでした。また社内においても企画の了承を得るために苦労したり、上司や部下のやる気を起こさせるために四苦八苦している方も多いのではないでしょうか？

今回は行動変容を促すために効果的なアロマテラピーの具体的な使い方をご紹介します。簡単な方法で行えますので、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

【相手の行動変容を促す】効果的なアロマオイルの香り

 

ベルガモットのアロマオイル（精油）の香りを使うことによって、相手のモチベーションや活動をアップさせた研究論文があります。

この研究は慶應大学薬学部の先生方が行なった研究で、患者さんにアロマテラピーについて質問されたときに、カウンセリング（アロマテラピーの概要•効果説明）とアロマオイルの香りを使うことは、感情やストレスにどのように影響を与えるのかを検討するためにデザインされました。

 

研究内容

女性14名を対象に、カウンセリングを行なった時と行わなかった時、ベルガモットのアロマオイルの香りを使った時と使わなかった時にわけ、それぞれでの感情や疲労、ストレス（前頭皮質の血流を測定）の変化を比較検討した。

結果としてカウンセリングとアロマオイルの香りを使うことによって、対象者のモチベーションや活動が向上し、ストレスの指標である前頭皮質の血流が有意に減少した。

参照：Influence of Counseling Intervention on the Effectiveness of Aromatherapy with Bergamot Oil in Healthy Women Volunteers Measured with a Brain Monitoring System

 

 

 

 

 

【アロマテラピーで相手の行動変容を促す】研究から考えられること

 

ベルガモットのアロマオイル（精油）の香りを使いながらカウンセリングを行うことで、相手のモチベーションや活動をアップさせる効果が期待できます。

ご紹介した研究ではベルガモットの香りだけではなく、しっかりとカウンセリングを行うことで効果が高まることがわかりました。これをビジネスシーンに置き換えると、相手が知りたいことをしっかりと説明すること、また悩みなどを傾聴してカウンセリングを行いながら、ベルガモットのアロマオイルを使うことで、行動変容を促せる効果が期待できると私は考えています。そのため皆さんが相手と商談したり、相談にのっているときにアロマテラピーを行うことが仕事の成功をサポートしてくれるのです。

 

 

 

 

【アロマテラピーで相手の行動変容を促す】アロマテラピーの使い方

 

ここからは【アロマテラピーで相手の行動変容を促す】ための、アロマテラピーの使い方についてご紹介したいと思います。

 

香りを部屋全体に使う

アロマディフューザーやアロマストーンを使って香りを部屋全体に使うことで、相手にもしっかりと香りを届けることができる行動変容を促すには効果的な使い方です。アロマストーンはアロマオイル（精油）を5〜6滴垂らすと30分程度香りが持続します。その他にはアロマスプレーを作って部屋に吹きかけるのも簡単なのでオススメです。アロマスプレーの作り方をご紹介しますので、よかったら作ってみてください。

【用意するもの】

• 無水エタノール：30ml
• 精製水：20ml
• アロマオイル：10〜20滴
• スプレー容器（50ml用）

【作り方】

• スプレー容器に無水エタノール入れる
• スプレー容器にアロマオイルを加え、軽く容器振る
• 精製水を加え、容器に蓋をして、再度混ぜ合わせる

【保存方法】

• 使用前に振ってから使う
• ２〜４週間を目安に使い切る

オススメレシピ

アロマオイルを10滴でスプレーを作る場合は、6滴をベルガモットのアロマオイルを使い、残りの4滴をラベンダーやイランラインなどのフローラルな香りをブレンドすると香りのバランスがよくなります。ブレンド方法を詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください→【記事まとめ】調香師が使う簡単ブレンドアロマオイルの作り方と3つのコツ

 

プラナロム/ケンソー　「メディテーション」

プラナロム/ケンソーから発売されている「メディテーション」は、ベルガモットやオレンジ、スパイクナード、フランキンセンスがブレンドされたアロマオイル100%のルームコロンです。癒しを与えてくれる香りのアロマオイルがふんだんに使われており、香りを使うことで相手をリラックスさせ行動変容をサポートしてくれます。アロマストーンに垂らしたり、上記のアロマスプレーを作るときに「メディテーション」のオイルをそのままブレンドすることもオススメです。

 

 

香りを身につける

他の人がいて香りを部屋全体に使うことができないときは、香りを身につける方法もオススメです。ニールズヤードから発売されている「ガーデンミント＆ベルガモットハンドクリーム」は、ベルガモットやスペアミント、レモンなど数種のオーガニックオイルやミツロウがブレンドされたハンドクリームです。べたつくことなく手肌に潤いと栄養を与えてくれ、もぎたてのようなベルガモットやスペアミントの香りで、気分も明るくリフレッシュさせてくれます。ハンドクリームとして相手との面会前に塗ることによって、香りを相手にも届けることができます。

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか？

「【アロマテラピーで相手の行動変容を促す】商談や相談時に効果的な香り」をご紹介させていただきました。皆さんの仕事の成功にお役に立てると嬉しいです！アロマテラピーは簡単な方法でも行えるので、ぜひ試してみてください。他にもビジネスシーンでお役に立てる記事もありますので、よかったら読んでみてください。