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ハッピーライフ

【メラニンを抑えて美肌に導く】効果的なアロマオイルでシミ予防スキンケア

 

こんにちはアロマ薬剤師のふみやです。今回は【メラニンを抑えて美肌に導く】効果的なアロマオイルでシミ予防スキンケアをご紹介したいと思います。

美肌を目指すのであれば避けたい「シミ」による肌トラブル、しっかりと予防したいものですよね。最近ではシミの原因である「メラニン」を抑える、美白化粧品が注目されていますが、アロマオイルやアロマオイルに含まれる成分にも、メラニンを抑える効果があることが研究で発表されました。どのようなアロマオイルや成分に効果があるのか、またアロマテラピーを使った日々のスキンケアの方法もご紹介しますので、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

シミを予防するためのメラニン対策

肌のシミは、ターンオーバーの乱れからくる「メラニン」の沈着が原因でおこります。メラニンとは肌や毛髪の色を構成する黒色の色素のことで、肌にメラニンが多く含まれると黒く見えてしまいます。

メラニンは本来「紫外線から肌を守る」ために作られますが、メラニンが過剰になってしまったり、老化によって肌のターンオーバーがうまくできなくなることによって、シミとなって沈着してしまいます。そのため「メラニン」対策を行うことが、美肌を維持するためにも大切になるのです。

 

シミができるメカニズム

  1. 紫外線やストレスによって、基底層(表皮の一番下)にあるメラノサイトが活性化される
  2. チロシンキナーゼとよばれる酵素によって、メラノサイトからメラニンが合成される
  3. 肌のターンオーバーによって、メラニンが肌の表面に押し出される
  4. ターンオーバーの乱れによって、表皮でメラニンが沈着してシミになる

ターンオーバーとは肌の新陳代謝のことで、28日サイクルで繰り返されます。肌の構造や役割を知りたい方はこちらを参考にしてみてください→肌に浸透してる?アロマオイルの天然成分が肌に効果的な理由

 

 

 

 

 

 

メラニンを抑えるアロマオイルとは

 

シナモンカッシアとヤローのアロマオイルに、メラニンを抑える効果が認められ、ヤローのアロマオイルなどに含まれる「酢酸リナリル」に、強いメラニンの抑制作用があることが研究で発表されています。

シナモンカッシアとヤローのアロマオイルは、メラニンを合成する「チロシンキナーゼ」を阻害する作用があり、ヤローに含まれるカンファー、1•8シネオール、酢酸リナリル、それぞれのチロシンキナーゼの阻害作用を調べたところ、最も酢酸リナリルに強い阻害作用があることがわかりました。酢酸リナリルはカルダモン、クラリセージ、ネロリ、プチグレン、ベルガモット、ラベンダーにも含まれ、ストレスに有効な「癒し」の成分です。

 

ふみや
ふみや

酢酸リナリルを含むアロマオイルは甘く優しい香りを持つものが多く、スキンケアとリラックスの両方で活躍してくれそうです。その他にもセロリのアロマオイルには抗色素沈着作用があり、海外ではシミ予防として幅広く使われています。

 

 

 

 

 

【シミ予防で美肌に導く】効果的なアロマテラピーの使い方

 

キャリアオイルにアロマオイル(精油)を加えるだけで、ファイスやボディーのトリートメントオイルを作ることができます。その時に使うアロマオイルは、研究で「メラニン」を抑える効果のあるシナモンカッシア、ヤロー、酢酸リナリルを含むアロマオイルをブレンドして使うことがオススメです

フェイスに使う場合は、キャリアオイルに対して2%濃度のアロマオイル(敏感肌の方は1%)、ボディーは3%濃度のアロマオイル(敏感肌の方は2%)になるようにブレンドすると良いと思います。ご紹介した研究以外にもジャスミン、カモマイルジャーマン、サンダルウッド、パチュリ、ベチバーにメラニンを抑える効果があることが認められていますので、これらのアロマオイルをブレンドすることもオススメです。キャリアオイルは、アロマオイルの有効成分を肌に浸透させるとても大切な役割をしています。メラニンを抑えるアロマオイルの研究、キャリアオイルの役割を詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください→【老化に負けないスキンケア】シミ・しわ・たるみに効果的なアロマオイルアロマに必要不可欠なキャリアオイルの使い方【10種類の効能・特徴一覧】

 

 

トリートメントオイルの作り方

【用意するもの】
  • キャリアオイル:20ml
  • アロマオイル(精油):1%濃度は4滴、2%濃度は8滴、3%濃度は12滴
  • ガラス容器(20ml用)
【作り方】
  • ガラス容器にキャリアオイルを入れる
  • ガラス容器にアロマオイルを加え、軽く容器振る
【メラニンを抑える作用のあるアロマオイル】

シナモンカッシア、ヤロー、酢酸リナリルを多く含む(カルダモン、クラリセージ、ネロリ、プチグレン、ベルガモット、ラベンダー)、ジャスミン、カモマイルジャーマン、サンダルウッド、パチュリ、ベチバー

【注意点】

天然のアロマオイルでもアレルギー反応や肌荒れを起こすことがありますので、作ったブレンドオイルを1滴腕に垂らした後に拭き取り、1日様子をみるなど、パッチテストを実施してから使うようにしてください。パッチテストの詳しい方法や実施する理由を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください→アロマオイルにも注意が必要!パッチテストの方法と判定時間

 

 

プラナロム/健草医学舎 「マッサージオイルEタイプ」

プラナロム/健草医学舎から発売されている「マッサージオイルEタイプ」は、シナモンカッシアやペパーミント、アカマツヨーロッパ、レモンなどのアロマオイルがブレンドされたマッサージオイルです。美肌のためのスキンケアにも効果的でありながら、森林浴のような香りに爽やかな香りがプラスされており、心の美しさを維持するためにも活躍してくれます。プラナロムはオーガニックでありながら、有効成分の管理も徹底されており、アロマテラピー経験者からも人気のブランドです。

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

「【メラニンを抑えて美肌に導く】効果的なアロマオイルでシミ予防スキンケア」をご紹介させていただきました。皆さんのお悩み解決に少しでもお役に立てると嬉しいです!美肌のためのメラニン対策としてアロマテラピーは活躍してくれますので、よかった試してみてください。

 

研究参照:The melanogenesis alteration effects of Achillea millefolium L. essential oil and linalyl acetate: involvement of oxidative stress and the JNK and ERK signaling pathways in melanoma cells、The Melanogenesis Alteration Effects of Achillea millefolium L. Essential Oil and Linalyl Acetate: Involvement of Oxidative Stress and the JNK and ERK Signaling Pathways in Melanoma Cells

 

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