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ハッピーライフ

いつものお風呂を効果的に!簡単手作りアロマ入浴剤の作り方

 

 

こんにちは、アロマ薬剤師のふみやです。今回は簡単手作りアロマ入浴剤の作り方をご紹介したいと思います。

入浴だけでも身体に良い効果がありますが、アロマ入浴剤をご自身で手作りすると、入浴効果をより高めることができます。例えば肩こりや疲れなど、ご自身の困っていることに対して、アロマオイルをブレンドすることでより効果が期待できますし、お好みの香りにすることができます。

アロマ入浴剤をまだ試したことがない方は、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

いつものお風呂を効果的に!

 

入浴することで疲れが取れたり、リラックスできることを実感している方は多いのではないでしょうか?入浴にはどのような効果があるのかご紹介したいと思います。入浴によって主に下記のような効果が得られるとされています。

 

温熱効果:こりの解消

体を温めることに血管が広がり、血のめぐりが良くなります。そのことで体の中の老廃物や疲労物質が取り去られ、血液がサラサラになったり、こりの解消につながります。

 

水圧効果:むくみの解消

湯船につかると「ふ〜」と息がもれることがありますが、それは体に水圧がかかっていることが関係しています。水圧がかかることによって、全身への穏やかなマッサージ効果を生み、血液や体液が心臓に押し戻されるので、むくみの解消にも効果的です。

 

浮力効果:リラックス効果

湯船につかっている間にも浮力が働き、体重の約10の1になるといわれています。50kgの体重であれば5kgになりますので、普段は50kgの体重を支えていた筋肉や関節たちが負担から解放され、体がリラックスします。

 

入浴だけでも多くの効果が期待できますが、ここにアロマ入浴剤を使うことで、「リラックス」、「こりの解消」、「デトックス」、「体臭予防」、「アレルギーを抑える」、「免疫力アップ」などの効果をより高めたり、追加することができます

 

 

 

 

 

おすすめアロマ入浴剤の作り方

 

【用意するもの】
  • キャリアオイル もしくは 乳化剤:20ml
  • アロマオイル(精油):10滴
  • ガラス容器(20ml用)
【作り方】
  • ガラス容器にキャリアオイル・乳化剤を入れる
  • ガラス容器にアロマオイルを加え、軽く容器振る
【ポイント】
  • 入浴2〜3回分になります。
  • アロマオイルを15〜30滴程度まで増量可能

 

ふみや
ふみや

アロマオイル(精油)をキャリアオイルか乳化剤にブレンドすることがおすすめですが、それぞれのおすすめポイントをご紹介します。

 

キャリアオイルのおすすめポイント

キャリアオイルとしてはホホバオイル、グレープシードオイル、スウィートアーモンドオイルにブレンドしてみてください。

キャリアオイルにブレンドしたものは、お湯に完全に溶けることはないのですが、湯船に浮いているような状態になります。逆に私はそれが好きで、お湯に浮いているオイルを肌に塗ってマッサージしたり、すくって香りを楽しんだりできます。キャリアオイルに関して詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。→アロマに必要不可欠なキャリアオイルの使い方【10種類の効能・特徴一覧】

 

乳化剤のおすすめポイント

乳化剤とはバスオイルになり、ブレンドしたものをお湯に均一に混ぜる作用があります。

キャリアオイルを使うより、均一にお湯と混ざり合いますので、特に肌への刺激が心配のかたや、敏感肌のかたにおすすめです。

 

 

 

 

 

キャリアオイル、乳化剤の購入

 

キャリアオイルや乳化剤はアロマ雑貨店などで購入が可能です。「生活の木」や「プラナロム/ケンソー」などにアロマオイル(精油)がブレンドされていないものがありますのでおすすめです。

せっかくご自身で手作りアロマ入浴剤を作るのであれば、キャリアオイルや乳化剤、また使用するアロマオイル(精油)はオーガニックかつ品質の高いものを選ぶようにしてください。品質が低いものであると、化学物質を追加していたり、農薬などが残っているなど、肌に良くない成分が入っている場合がありますので、購入する際は注意してください。

 

ふみや
ふみや

もしアロマテラピーを全くやったことがなければ、アロマ雑貨店で販売されている入浴剤もおすすめです。

 

ケンソー「バスオイル モルファン」

ケンソーから発売されている「モルファン」はオレンジ・スイートやマンダリンなどの柑橘系の香りに、イランイランの花の華やかな香りがブレンドされ、馴染みやすく心地よい香りになっています。アロマオイルの濃度も10%と、しっかりした量がブレンドされています。

 

生活の木「お宿気分」

生活の木から発売されている「お宿気分」はオイルタイプの入浴剤になっています。入浴する際に5〜7プッシュしてお風呂に混ぜて使います。温泉でもお馴染みのヒノキのほか、アカマツなどのアロマオイルがブレンドされていて、リフレッシュとともに肩こりの解消などにも効果的です。

 

ニールズヤード「ローズコンフォート」

ニールズヤードから発売されている「ローズコンフォート」は、女性人気の高い香りであるローズやゼラニウム、フランキンセンスなどのアロマオイルがブレンドされています。またバスソルトになっており、使用されているパタゴニアソルトは、温浴効果を高めるといわれるミネラルを豊富に含んでいます。優雅なバスタイムにおすすめです。

 

 

 

 

手作りアロマ入浴剤の注意点

 

サイトによっては、アロマオイル(精油)原液をお風呂に直接いれることをご紹介されていますが、これは絶対に行わないでください。

キャリアオイルオイルや乳化剤とブレンドすることによって、アロマオイルを薄めてください。アロマオイルは油脂になりますので、お湯に溶けることはありません。そのためお風呂に直接いれてしまうと、アロマオイルの原液が肌についてしまうことになり、肌トラブルがおきる可能性があります。抗菌作用が強いため、肌への刺激が強いアロマオイルがあったり、アロマオイルによっては接触性皮膚炎によって「肌が赤くはれる」、「かゆくなる」、「ピリピリと痛くなる」などの症状がでることがありますので、直接お風呂にいれることはやめてください。

 

安全に楽しむための手順

下のような手順で行うと安全性が高くなりますので、試してみてください。

  1. アロマ入浴剤をブレンドしたものをパッチテストしてみる
  2. パッチテストに問題がなければ、入浴に使用
  3. 入浴で問題がなければ、必要に応じてアロマオイルの滴数を増量

 

パッチテストとは、アロマオイルに対してアレルギー反応が起こるかテストするものです。パッチテスト方法や必要性をがわからないからはこちらをご参考にしてみてください。

→アロマオイルにも注意が必要!パッチテストの方法と判定時間

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

いつものお風呂をより効果的にするために、簡単手作りアロマ入浴剤の作り方をご紹介いたしました。みなさんが安全にかつ効果的に、アロマ入浴剤を作れることにお役に立てると嬉しいです!ブレンドは簡単にできますので、ぜひ試してみてください。

 

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