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自分の口は臭くない?口臭チェック_3つの原因とアロマ予防ケア

 

 

こんにちはアロマ薬剤師のふみやです。

マスクをする機会が増えていますが、マスクをしている時に自分の息が臭いと気になることはありませんか?日本歯科医師会の調査によると、日本人の80%が口臭を気にしており、気にするきっかけとなったのが「他人から指摘された」が40%、「他人に口臭を嫌がられる態度をとられた」が25%と発表されています。

「自分との距離をあけられる」、「顔をそむけられる」などの経験があれば要注意!

「スメルハラスメント」とも言葉ができるぐらいですので、しっかりと予防とケアのためにも、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

口臭の3つの原因

 

当然ですが口臭の原因の大部分は、口の中にあるとされていますが、口の中の原因以外によっても口臭が発生することがあります。代表的な原因に関してご紹介していきます。

 

舌苔・歯周病

口臭の多くは、舌苔(ぜったい)と歯周病が原因です。

舌苔とは舌にたまった食べかすや細菌などによって、下の色が黄色や白っぽい汚れが付着していることをいい、強い口臭の原因としてもっとも多いともされています。歯周病によって、口の中にたまっている歯垢も細菌の温床になりやすく、口臭の原因となります。

 

ストレスなどによる唾液の減少

唾液には口の中を洗浄してくれる効果がありますが、唾液が減少することによって細菌が繁殖し、口臭を発生させることがあります。

睡眠中は唾液の量が減り、口が乾燥します。朝起きた時に口臭が強くなるのは細菌が繁殖している可能性があり、空腹時も同じように唾液の量が減り、口臭が強くなります。また緊張していたり、ストレスを感じているときは、交感神経が優位となるため、リラックスしている時に比べ、30%唾液が少なくなるとも言われています。

 

口の中以外

ニンニクやネギなどのニオイの強い食事、飲酒やタバコによって口臭が発生します。

また、糖尿病や肝臓疾患、逆流性食道炎などの口の中以外の病気が原因になることもあり、女性はホルモンバランスの不調によって生理の時や妊娠中、更年期においても口臭が強くなることがあります。口臭の原因として口の中以外の理由は10%程度です。

 

 

 

 

 

口臭のチェック方法

 

自分の口は本当に臭くないのでしょうか?簡単にできる口臭のチェック方法をご紹介しますので、口臭が気になるかたは、ぜひ試してみてください。

 

袋やコップでのセルフチェック

きれいな袋やコップに息を吹き込んで、臭いをチェックする簡単な方法です。

息を吹き込んだ袋やコップを嗅いでみて臭いと感じるのであれば、口臭が強い可能性があります。朝起きた時は口臭が強くなっていることが多いので、日常の口臭チェックとは区別してください。

 

唾液でチェック

指やスプーンなどで、「舌の上」や「舌の裏」の唾液をチェックする方法です。

口臭の影響が出やすいとされている、「舌の上」や「舌の裏」の唾液を採取することが重要です。その唾液を嗅いでみて臭いと感じる場合は口臭が強い可能性があります。

 

口臭チェッカー

市販の口臭チェッカーを使用してチェックする方法です。

口臭チェッカーも市販されてものがあります。上記でご紹介したセルフチェックでは心配の方は使ってみてください。もしご使用される際は、医療機器の製造を行なっているタニタの「ブレスチェッカー」がおすすめです。タニタは体組成計などでも有名ですが、品質面での信用性が高いためです。

 

 

 

 

 

アロマテラピーでできる口臭予防ケア

 

なぜ口臭の予防にアロマテラピーなのでしょうか?

口臭の原因は舌苔であることが多く、その理由は菌の繁殖になります。アロマテラピーで使用されるアロマオイル(精油)の研究で、口臭の原因菌を減少させた報告があります。またストレスや緊張からおこる口臭にも、アロマテラピーのリラックス効果が口臭の減少に期待できます。アロマテラピーには「菌の減少」と「ストレスの減少」2つの効果が期待できるため使用されることがあるのです。

 

うがいでの口臭予防

各アロマテラピー協会の教科書には、アロマオイル(精油)を用いて、口臭予防の洗口液(マウスウォッシュのようなもの)を作ったりと、さまざまなレシピが紹介されています。一部の研究においては、下記のアロマオイルに、口臭の原因菌に対する抗菌作用が認められました。

  • ペパーミント
  • ティートゥリー
  • レモン

 

研究でのうがいの方法

アロマテラピーの研究では、精製水に対してペパーミント、ティートゥリー、レモンのアロマオイルを精製水に対して各0.1%、計0.3%になるようにブレンドされ、うがい液として使用されました0.3%濃度を作るには、精製水100mlに対してアロマオイル6滴になります。

ふみや
ふみや

私はコップ1杯の水に対して、アロマオイルを1〜3滴垂らして、よくかき混ぜたあとに、うがい液として使ったりします。

※アロマオイルは化粧品や医薬品ではないので、口の中に入れても良いように作られていません。そのためうがい液としてアロマオイルを使う場合は、プラナロム/ケンソーのものなど、精油としてメディカルグレードで高品質なものを使用しています。

研究内容を詳しく知りたい方や、他のアロマオイルの効果も知りたい方は、こちらを参考にしてみてください。→【アロマ口臭予防ケア】口臭原因菌に効果的な7つのアロマオイル

 

 

マスクでの口臭予防

もう一つのおすすめとしてはマスクに使用する「アロマスプレー」になります。

作り方は簡単で、スプレーボトルに無水エタノール30mlに、お好みのアロマオイル10滴をブレンドし、精製水20mlを加えるだけです。口臭予防効果が期待できるアロマオイルと、風邪やウイルス予防が期待できるアロマオイルをブレンドすれば、「口臭予防」と「感染症予防」の一石二鳥の効果が期待できます。詳しいアロマスプレーの作り方はこちらをご参考にしてみてください。→【ウイルス・風邪対策のマスクに】手作りアロマスプレーの作り方

 

おすすめのレシピ

口臭予防が期待できる精油3滴 + 感染症予防が期待できる精油3滴

ここにお好みの香りのアロマオイル4滴をブレンドしてみてくだい。

口臭予防の期待できる精油 感染症予防が期待できる精油
レモングラス ティートゥリー
ペパーミント ラベンダー・スピカ
ゼラニウム・ブルボン ラヴィンツァラ
ユーカリレモン ユーカリ・ラディアタ
ティートゥリー ローズマリー・シネオール
レモン オレガノ
パルマローザ

 

 

 

 

 

その他の口臭の予防ケア

 

最後に口臭の原因別にアロマテラピー以外の予防ケアをご紹介します。

 

舌苔・歯周病

口の中を清潔に保つことが非常に大切です。

毎日のハミガキ、入歯の手入れに加え、舌の掃除も行いましょう。舌の掃除は「舌ブラシ」を使用するころがおすすめで、舌の奥から手前に動かし、汚れが取れなくなるまで複数回行ってください。

 

ストレスなどによる唾液の減少

唾液を増やすためには、下のようなケアがおすすめです。

  • 食事はよく噛んでたべる
  • ガムをたべる
  • ストレスをためないために運動、十分な睡眠をとる
  • 唾液線のマッサージ

唾液線のマッサージはけんせい歯科のサイトをご参考にしてみてください

 

口の中以外

人との接触機会が多い場合は、ニンニク、アルコール、タバコなど口臭の原因となるものを避けまるようにしましょう。

緑茶やレモングラスティーもおすすめで、緑茶やレモングラスは口臭の原因菌を減らすとされていて、食事と食事の合間に飲むと口臭予防によいでしょう。

口の中以外の病気が口臭の原因となることもありますので、しっかりと病気の治療も行ってください。

 

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

口臭の原因、予防ケアに関してご紹介しましたが、みなさんのお悩み解決に少しでもお役に立てると嬉しいです!アロマテラピーによる口臭予防ケアも簡単にできますので、ぜひ試してみてくださいね。

 

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