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身体のケア

呼吸を深くする効果的なアロマオイル_息切れや呼吸困難の原因とは

 

こんにちはアロマ薬剤師のふみやです。【呼吸を深くする効果的なアロマオイル】息切れや呼吸困難の原因をご紹介したいと思います。

「息が苦しい」「息切れがする」「呼吸が苦しい」などの症状がある呼吸困難ですが、病気、食物や薬のアレルギーによって引き起こされたり、精神的なストレスによって起こることもあります。今回は呼吸困難の原因と、呼吸を深くする効果的なアロマテラピーの使い方をご紹介したいと思います。ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

呼吸を深くする効果的なアロマオイル

 

ラベンダーとユーカリのアロマオイル(精油)をブレンドしたマッサージオイルを使うことによって、呼吸機能を改善した研究論文があります。

呼吸困難の原因とアロマテラピーの研究論文をご紹介しますが、興味がない方は最後の項目の「アロマテラピーの使い方」をご覧いただき、日々の生活のでのアロマテラピーの使い方の参考にしてみてください。

 

 

 

 

呼吸困難や息切れの原因とは

 

「息が苦しい」「息切れがする」「呼吸が苦しい」などの症状がある呼吸困難ですが、病気、食物や薬のアレルギーによって引き起こされたり、精神的なストレスによって起こることもあります。具体的な原因をご紹介します。

 

呼吸困難をおこす病気

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

COPDは気管支に慢性的な炎症が起こる慢性気管支炎と、酸素と二酸化炭素を交換する肺胞が壊れて呼吸ができなくなる肺気腫の総称で、長年の喫煙習慣が原因の90%をしめる病気です。乾いた咳や呼吸困難などの症状が現れます。

気管支喘息

アレルギーなどによって気管支が炎症を起こして狭くなり、息が苦しくなる発作を繰り返します。喘息の発作時には、のどが詰まる感じがあらわれ、次いでせき、たん、ゼイゼイ、ヒューヒューという呼吸音(喘鳴・ぜんめい)、呼吸困難が続きます。

肺結核

結核菌という細菌に肺が感染して起こり、せき、たんや肉眼では確認できない微量の血が混じったたん、微熱などの症状が2週間以上続きます。その他、発汗、呼吸困難、食欲不振などの症状があらわれます。

その他の病気

その他の呼吸器疾患としては「肺炎」「間質性肺炎」「気胸」「肺がん」などがあり、呼吸器疾患意外でも「心不全」「狭心症」「神経筋疾患」などによっても呼吸困難を起こすことがあります。呼吸が苦しい感じたときは、病院などの医療機関をまずは受診するようにしてください。

 

呼吸困難をおこすアレルギー

特定の原因物質に対して、体の免疫システムが過敏になるのがアレルギーですが、その反応が強く出すぎた場合に、肺への空気の通り道となる気管支が狭まって呼吸困難が起こることがあります。小麦や鶏卵、牛乳などの食物アレルギーの強い反応によっても呼吸困難などの呼吸器症状をおこし、生命に関わることもあります。ほかにもハチの毒、天然ゴムのラテックス、薬などによるアレルギーの強い反応でも呼吸困難が起こることがあります。

 

呼吸困難をおこすストレス

強い精神的なストレスによって、発作的に呼吸が速くなり酸素が過剰に取りこまれ、呼吸困難や動機を起こすことがあります。ビジネスパーソンに多くストレスによって自律神経が乱れてしまったり、重要な仕事をこなす中で過緊張になったり、激しい不安感や恐怖感に襲われることでも、動悸や呼吸困難がおこります。

 

 

 

 

呼吸を深くするアロマテラピーの研究

 

ここでは「呼吸を深くする」研究論文を簡単にご紹介したいと思います。ラベンダーとユーカリのアロマオイル(精油)をブレンドしたマッサージオイルを使うことによって、呼吸機能を改善した効果が認められましたので、研究内容をもとに日々の生活でのアロマテラピーの使い方について考えて行きたいと思います。

 

研究内容

40〜60歳代の男女16名を対象に、ホホバオイルにラベンダー•スーパーとユーカリ•ラディアタのアロマオイルを加え、3%濃度にしたマッサージオイルを使った群と、ホホバオイルのみを使った群、何も行わなかった群(コントロール群)での呼吸機能や自覚症状を比較検討した。マッサージは背部を8分間実施した。

 

研究結果

アロマオイルをブレンドしたマッサージオイルを使った群において、呼吸機能(胸郭拡張差、1回換気量)が有意に改善した。また自覚症状においても「全身状態に満足している」「肩から頸にかけて不快感がない」の項目において改善が認められた。

 

参照:芳香性植物油を用いた背部ケアが呼吸機能にもたらす効果

 

 

 

 

 

呼吸を深くする効果的なアロマテラピーの使い方

 

ストレスによって息切れや呼吸困難がおこるときや、日々のストレスケアにアロマテラピーはオススメです。

ご紹介した研究ではラベンダー•スーパーとユーカリ•ラディアタのアロマオイル(精油)をホホバオイルにブレンドした3%濃度のマッサージオイルによって、呼吸機能や自覚症状の改善が認められました。ラベンダー•スーパーには「リナロール」とよばれる不安やストレスを軽減しリラックスする成分が含まれており、ユーカリ•ラディアタには「1•8シネオール」とよばれる呼吸を楽にさせてくれる成分が含まれています。これらの作用が合わさったことによって、研究結果のような効果が確認されたのだと考えられます

そのためこのマッサージオイルを作って、ストレスがたまっているときやストレスがかかる仕事があるときなどに使ったり、寝る前のストレスケアに使うことがオススメです。呼吸困難は病気が原因でおっている可能性もありますので、まずは医療機関を受診して病気であれば医師の指示にしたがって、治療をおこなうようにしましょう。薬による治療に加えてアロママッサージを行うことも良いと思います。

 

アロママッサージオイルの作り方

研究ではプラナロム社のラベンダー•スーパーとユーカリ•ラディアタのアロマオイル(精油)をホホバオイルにブレンドした3%濃度のマッサージオイルが使用されました。作り方はホホバオイル20mlにラベンダー・スーパー6滴、ユーカリ・ラディアタ6滴を加えることで簡単に作ることができます。作ったマッサージオイルで背中を優しくゆっくりとマッサージしてみてください。

 

 

プラナロム/ケンソー 「マッサージオイルNo107」

プラナロム/ケンソーから発売されている「マッサージオイルNo107」は、ラベンダーやユーカリ•ラディアタ、ペパーミントのアロマオイルがブレンドされたマッサージオイルです。アロマテラピーを使ったことがなかったり、アロマオイルをお持ちでない方はこちらを試してみて、アロマテラピーがいいなと思ったらいろいろなアロマオイルを購入されるのもオススメです。プラナロム/ケンソーはオーガニックであり有効成分の管理も徹底されている高品質なオイルで、アロマテラピー経験者からも人気のブランドです。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

「【呼吸を深くする効果的なアロマオイル】息切れや呼吸困難の原因とは」をご紹介させていただきました。息切れや呼吸困難でお悩みの方に少しでもお役に立てると嬉しいです!アロマテラピーは簡単な方法でも行えますので、よかったら試してみてください。

 

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