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これって水虫⁉︎水虫の原因と治療_4つの効果的なアロマオイル

水虫の原因・症状・治療をアロマテラピーを交えて紹介します。

 

こんにちはアロマ薬剤師のふみやです。今回は水虫についてご紹介していきたいと思います。

「足がかゆい…水虫?」、「足の皮がむけてきた、カサカサしてきた」、「最近、足が臭い」、「水虫だと思うけど他の人に相談しにくい」

これって水虫⁉︎とお悩みになることはありませんか?ご自身でできるセルフチェックと水虫の治療・対策をご紹介しています。水虫におすすめなアロマテラピーもご紹介していますので、ぜひ読んでみてください!

 

 

 

 

 

水虫の原因

 

水虫は白癬菌(はくせんきん)といわれるカビの一種が原因となっておこります。

皮膚科学会の発表によると5人に1人が白癬菌を有していると発表されており、最近では水虫になる女性が増加、男性と同じもしくは女性のほうが多いとも言われています。白癬菌をもっているからといって、必ずしも水虫になるのでななく、白癬菌が付いている状態で、菌が繁殖することによって、水虫になっていきます。高温多湿の環境であると菌は繁殖しやすいため、梅雨の時期や夏場に多いのもそのせいです。

 

ふみや
ふみや

女性に多いのは、つま先の細い靴で指先が密集して蒸れたり、ブーツなどを履く機会が多いのが理由の一つです

 

たとえば、スポーツジムなどで他の人の菌が付着し、つま先の細い靴など蒸れやすい靴を毎日履いていたとすると・・・菌にとっては絶好の繁殖できる場所になってしまうわけです!水虫が心配の方はまずは下記を実施してみてください。

毎日同じ靴を履かない 毎日こまめに洗う(できれば入浴する)
蒸れやすい靴をさける(通気性の良い靴下・靴を選ぶ) 共同で使う施設では素足にならない
部屋の掃除をする

 

 

 

 

 

水虫の症状とセルフチェック

 

水虫には主に3つのタイプがあり、それぞれの特徴があります。3つのタイプのような症状があると水虫の可能性がありますので、ご自身のセルフチェックとして使ってみてください。

 

趾間(しかん)型

あおよこ皮膚科クリニック画像参照

あおよこ皮膚科クリニック画像参照

もっとも多いタイプで足の指の間にできます。指のすき間が少ない薬指と小指の間にできやすく、指の間が白くふやけてたようになったり、赤くなったりして皮がむけます。ムズムズかゆくなることが多く、液が出てジュクジュクとすることがあります。かゆみが強く、夏になると症状が現われることが多いのが特徴です。

 

角質増殖(かくしつぞうしょく)型

あおよこ皮膚科クリニック画像参照

かかとに多く発生します。また足の裏などの角質が厚くなり、表面がザラザラになって皮がむけたり、ひび割れたりします。空気が乾燥する冬の方がひび割れなどの症状が強く現われます。通常かゆみは伴ないません。

 

小水疱(しょうすいほう)型

あおよこ皮膚科クリニック画像参照

足の裏や土踏まずなどに、小さな水疱ができ強いかゆみが伴います。水疱が通常2〜3mmですが、それ以上に大きくなることも。水疱が破れてカサカサと皮が剥けた状態も見られます。このタイプも夏になると症状が現われ、冬には症状が治まる傾向があります。

 

ふみや
ふみや

菌の繁殖によって足が臭くなりますので、水虫がにおいの原因となっていることもあります

 

 

 

 

 

水虫の治療

 

市販薬

ドラッグストアなどで買える、市販の薬でもさまざまなタイプの塗り薬があります。おすすめの選び方は下記になりますので参考にしてみてください。

趾間型 軟膏・クリーム、スプレー (じゅくじゅくしている場合はパウダーでさらさらに)
角質増殖型 クリーム (尿素が入っているものであれば、角質を柔らかくする効果もあります)
小水疱型 軟膏・クリーム、スプレー (広範囲に使用できます)

注意点としては、かゆみなどが治ったからといって、使用をやめないことです!菌は簡単には死滅しませんから、少なくとも1ヶ月は根気強く続けてください。

 

処方薬

病院で処方される薬の特徴はなんといっても、市販の薬より高い濃度の有効成分が入っていること、また飲み薬もあることです。ベンジルアミン系、イミダゾール系、モルホリン系などがありますので、医師と相談して選ぶようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

水虫対策に期待ができる4つのアロマ

 

エッセンシャルオイル(精油)の中には白癬菌に対して、抗菌作用が確認されているものがあります。またアロマテラピーをおすすめする理由としては、抗菌作用があるだけでなく、良い香りがするので臭い対策になることです!

抗菌作用が確認されたエッセンシャルオイルの中から、4つのおすすめをご紹介します。

 

ティートゥリー

オーストラリア原住民であるアボリジニに感染症予防として使用されてきたティートゥリー。それだけでなくヨーロッパでも、ウイルスや菌の感染予防に幅広くに使用され、アロマテラピーのスターとも呼ばれています。清潔感のあるフレッシュな香りが特徴のエッセンシャルオイルです。

 

ラベンダー

リラックス目的でもよく使用されており、アロマテラピーといったらラベンダーというイメージをお持ちのかたは多いのではないでしょうか?ティートゥリーとラベンダーは白癬菌への効果が特に高かったと報告されています。爽やかな甘酸っぱい香りが特徴のエッセンシャルオイル。

 

ユーカリ・ラディアタ

風邪などの呼吸器感染症にも幅広く使用されており、白癬菌にも効果が期待されます。ユーカリ・ラディアタに含まれる「シネオール」のツーンとして香りは沈んだ気分を高めてくれる効果もあります。

 

カモマイル・ローマン

カモマイル・ローマンは抗菌作用だけでなく、ストレス軽減目的など気分を落ち着かせるためにも使用されることもあります。りんごに似た甘酸っぱいやさしい香りが特徴のエッセンシャルオイル。

 

原著論文「20種の精油の微生物に対する制菌効果.川上裕司、橋本一浩、福田安住、菅沼 薫、新井 亮、熊谷千津、ケイ武居、野田信三、野松慶子、野村美佐子、福島明子、藤田晶子、松田都子、和智進一、山本芳邦.アロマテラピー学雑誌、Vol.12, No.1, 66-78, 2012」

 

 

 

 

 

アロマテラピーの使い方

 

患部に塗布

もとやま心のクリニックではキャリアオイル5mlにティートゥリー1滴とラベンダー1滴をブレンドし、患部に綿棒で塗ることを勧めています。

この方法は簡単に作ることができるので、私も良いと感じました。私の個人的な意見として、アロマテラピーで使用されるエッセンシャルオイルには水虫の抗菌作用などさまざまな効果が確認されていますが、日本では医薬品として扱われていないことや、病院で処方される医薬品のほうが効果が高いと考えています。そのためアロマテラピーの出番としては、水虫の初期段階や医薬品で治療を行った後のフォローで使用されることが良いのではないかと考えています。

 

ふみや
ふみや

水虫薬を塗っていることを恥ずかしがる方も多いですが、フットマッサージとして私も足裏にエッセンシャルオイルを塗りますが、恥ずかしくない?です

 

靴の防臭や菌繁殖を防ぐためにもスプレーで吹きかけたり、ティッシュにエッセンシャルオイルを1〜2滴たらして、靴の中に入れることもおすすめです。

 

 

アロマテラピーの注意点

直接肌に使う場合は、エッセンシャルオイルは品質の良い(できればメディカルグレード)のもので、100%オーガニックのものを選ぶようにしてください。アロマテラピーの研究で使用されるものは、いずれも高品質のものを使用していて効果があるのは「本物」のエッセンシャルオイルを使用しているからと言っても過言ではありません。プラナロム/ケンソーで発売されているものは非常に品質が高いので特におすすめです。エッセンシャルオイルを購入してブレンドするのが面倒であれば、「アロマダームクリーム」や「マッサージオイルAタイプ」を使用しても良いと思います。「アロマダームクリーム」にはラベンダーやティートゥリーなどが5%もの濃度で含まれていますし、「マッサージオイルAタイプ」には白癬菌に抗菌作用のあるクローブやラベンダーが含まれていて、ともに香りのバランスもよく日常使いにピッタリです。

 

 

 

いかがだったでしょうか

水虫かなとお悩みの方に少しでもお役に立てると嬉しいです。アロマテラピーも簡単な方法でできますので、ぜひ試してみてください!

 

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