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身体のケア

痛みを我慢しない!香りで痛みを感じにくくするアロマオイル

 

こんにちはアロマ薬剤師のふみやです。今回は【痛みを我慢しない】香りで痛みを感じにくくするアロマオイルに関してご紹介したいと思います。

病気や怪我、肩こりや腰の痛み、注射の痛みなど生活の中でさまざまな痛みに悩まされることがありますが、アロマオイルの香りで痛みを感じにくくさせる効果が研究論文として発表されました。どのようなアロマオイルに効果があるのか、またアロマテラピーを使う場面や使い方をご紹介しますので、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

香りで痛みを感じにくくするアロマオイル

 

ラベンダーとオレンジスウィートのアロマオイル(精油)の香りを使うことによって、痛みを感じにくくさせる効果が研究論文で発表されました。

 

研究①内容

健康成人女性27名を対象に、ラベンダーのアロマオイル3滴を10分間吸入して、疼痛閾値(刺激が痛いと感じる最低の刺激強度)の変化を比較した。結果としてラベンダーのアロマオイルの香りを吸入することで疼痛閾値が上昇した。またその効果は対象者がラベンダーの香りが好きか嫌いには関連しなかった。

 

研究②内容

電気刺激や爪床部圧迫によって生じた疼痛が、オレンジスウィートのアロマオイルの香りを使用することで緩和されるかを比較した。結果としてオレンジスウィートのアロマオイルの香りを使用することで痛みが緩和され、リドカインテープと同等の疼痛閾値上昇効果が確認された。

 

研究①参照:実験的疼痛の閾値に対する芳香吸入の効果、研究②参照:実験的疼痛に対するリドカインの効果-看護的除痛法との比較

 

 

 

 

痛みを感じにくくさせるアロマオイルの効果

 

ラベンダーとオレンジスウィートのアロマオイルは、痛みを緩和する効果が他の研究でも報告されています。

ラベンダー」のアロマオイルには「リナロール」とよばれる成分が含まれており、気持ちを落ち着かせ不安を軽減する作用があります。またラベンダーには鎮痛作用もあるため心身に対しての効果が痛みを感じにくくさせる研究結果につながったのだと考えられます。また「オレンジスウィート」には「d-リモネン」とよばれるに成分が含まれており、精神的にリラックスさせる作用があるためラベンダーと同じように痛みを感じにくくさせる効果が確認されたのだと考えられます。この2つのアロマオイルには痛みを和らげる効果と痛みを感じにくくさせる効果があり、痛みでお悩みのときに使うのがピッタリなアロマオイルなのです。

 

 

 

 

痛みを感じにくくするアロマオイルの使い方と使う場面

 

ここからは痛みを感じにくくするラベンダーとオレンジスウィートのアロマオイル(精油)の使い方と使う場面をご紹介していきたいと思います。2つのアロマオイルには痛みを和らげる効果もありますので、さまざまな場面で活躍してくれます。

痛みを感じる場面で前もって香りを使う

予防接種などの注射を打つ前や歯医者での治療を行う前など、痛みを感じるとわかっている場面で前もってアロマオイルの香りを使うことがオススメです。そうすることによって痛みを感じにくくなります。家を出る前にアロマディフューザーやアロマストーンなどで10分間香りを使っても良いですし、ティッシュやハンカチなどにアロマオイルを2〜3滴垂らして香りを嗅いでも良いと思います。もし香りを持ち歩きたいときは「アロマシール」にアロマオイルを2〜3滴垂らして、服の裏側などの目立たない部分に貼り付けると、アロマオイルの香りを簡単に持ち運ぶことができます。

 

 

痛みを感じたときにアロマオイルを使う

病気や怪我などで痛みを感じた時にアロマオイルを使うことも効果的です。また痛みで眠れない時にもアロマオイルの香りを使うと、痛みを和らげると共に気持ちもリラックスさせてくれ安眠をサポートしてくれます。寝室のベッドの脇にアロマストーンを置いたり、寝室にアロマスプレーを使う方法が良いと思います。病院で処方された薬があれば、まずはその薬を使うように注意してください。それでも痛みを感じた時などにアロマテラピーを使うようにしましょう。

 

ニールズヤード 「アロマパルス」

ニールズヤードから発売されているアロマパルスは塗るタイプのアロマで、ラベンダーやローズマリー、グレープフルーツのアロマオイルがブレンドされた「アロマパルスパワー」、オレンジやラベンダー、フランキンセンスなどがブレンドされた「アロマパルスリラクセーション」がオススメです。アロマパルスパワーは摘みたてのシトラスとハーブの香りで気持ちを明るくさせてくれるため、痛みで元気が出ないときなどに活躍してくれます。アロマパルスリラクセーションは花々に包まれているようなほんのり甘く穏やかな香りで癒しを与えてくれるため、リラックスタイムや寝る前にパルスポイント(脈打つ部分)の手首の内側や耳の後ろ、膝の後ろなどに使う方法がオススメです。アロマパルスはコンパクトサイズなので持ち運びにも便利なため、外出先で痛みを感じたときなどにもサッと塗って使うことができます。

 

 

 

いかがだったでしょうか?

「【痛みを我慢しない】香りで痛みを感じにくくするアロマオイル」をご紹介させていただきました。痛みでお悩みの方に少しでもお役に立てると嬉しいです!アロマテラピーは簡単な方法でも行えますので、ぜひ試してみてください。痛みに対してのアロマオイルの研究は他にもありますので、よかったら読んでみてください。

 

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