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身体のケア

腰痛や肩こりの原因を抑える_アロマオイル8種類のCOX-2阻害作用

 

こんにちはアロマ薬剤師のふみやです。今回は【腰痛や肩こりの原因を抑える】アロマオイル8種類のCOX-2阻害作用をご紹介したいと思います。

仕事や生活に支障をきたす腰痛や肩こりですが、アロマオイル(精油)の成分に痛みや炎症を引き起こす原因物質である「COX-2」を抑制することが研究によって認められました。どのようなアロマオイルに効果があるのか、またそれらのアロマオイルの使い方をご紹介しますので、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

COX-2阻害作用が認められたアロマオイル8種類

 

タイム、ローズ、レモングラス、ベルガモット、クローブ、ユーカリ、フェンネル、オレガノのアロマオイル(精油)に「COX-2」の発現を抑制する作用が研究で発表されました。

 

ふみや
ふみや

少し難しいと思いますので、あまり詳しい内容にご興味のない方は、最後の項目の「アロマテラピーの使い方」をご覧いただき、日々の生活でのアロマテラピーの使い方の参考にしてみてください。

 

研究結果

アロマオイルとLPSを添加してルシフェラーゼ活性を測定し、LPS添加による相対的COX-2プロモーター活性を100%として効果を検証した。タイム、ローズ、レモングラス、ベルガモット、クローブ、ユーカリ、フェンネル、オレガノのアロマオイルにCOX-2の発現を抑制する作用が確認され、効果の高いオレガノ、クローブのアロマオイルは濃度依存的に高い効果が認められた。

参照:COX-2発現抑制、PPAR活性化を指標にした精油の機能性評価、COX-2発現抑制、PPAR活性化を指標にしたレモングラス精油の機能性評価、誘導型シクロオキシゲナーゼ発現抑制を指標にした 植物油の機能性評価

 

 

 

 

 

 

【腰痛や肩こりの原因】COX-2とは

 

COX-2とは「シクロオキシゲナーゼ」のサブタイプの一つです。シクロオキシゲナーゼにはCOX-1とCOX-2があり、痛みや炎症、発熱をおこすプロスタグランジンの生成に関与します。そのためCOXを抑制にすることによって、痛みや炎症、発熱を抑える効果があり、COXを阻害する医薬品として非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が幅広く医療現場で使われています。COX-2は炎症部位や癌に発現しているため、痛みや炎症、発熱の関与だけでなく、発癌や生活習慣病にも関与していると注目されているのです。

 

ふみや
ふみや

赤ワインやビールポップ、パセリ、マンゴスチンに含まれる成分にもCOX-2を抑制する作用があるようです

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)

代表的なものでいえばアスピリン、バファリン、ロキソニン、ボルタレンなどがあります。関節リウマチや腰痛、肩こり、生理痛など幅広く使われており、皆さんも一度は使ったことがあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

【腰痛や肩こりの原因を抑える】アロマテラピーの効果的な使い方

 

ここからは【腰痛や肩こりの原因を抑える】アロマオイル(精油)の使い方と使う場面をご紹介していきたいと思います。

痛みや炎症を抑え、腰痛や肩こりのために使うにはアロママッサージがオススメです。プロのマッサージを受けるのが最も良いですが、マッサージ店やサロンに行く時間がない場合はご自身でマッサージしても効果的です。「EPARKリラク&エステ」や「ホットペッパービューティー」でお近くのアロママッサージを行なっている店舗を探すことができますの、よかったらチェックしてみてください。

 

 

セルフアロママッサージを行う方法

ご自身でマッサージオイルを作るときは、2〜3%濃度のアロママッサージオイルを作ると良いでしょう。キャリアオイル20mlにアロマオイルを8〜12滴加えることで簡単に作ることができます。タイム、ローズ、レモングラス、ベルガモット、クローブ、ユーカリ、フェンネル、オレガノにCOX-2を抑制する作用がありますので、それらの中から半分ぐらいアロマオイルを加え、残りをご自身の好きな香りのアロマオイルをブレンドすると、効果と香りのバランスがよくなります。湿布のようなスースーする香りが好きな方はウインターグリーンやペパーミント、フローラルな香りが好きな方はイランイランやラベンダーをブレンドすることがオススメです。

 

 

アロマテラピーの使う場面

アロマテラピーは海外では医薬品としても用いられますが、日本においては医薬品として使うことができません。素晴らしい効果があるのに残念な気もしますが、腰痛や肩こりがひどい時は医療機関を受診し医薬品を使ってください。アロマテラピーの出番として、過去に腰痛や肩こりを経験したことがある方の日々の身体のメンテナンス、仕事や家事で疲れた時の腰痛や肩こりの予防のためにアロママッサージを行うと良いと思います。ご紹介した8種類のアロマオイルは筋肉痛の予防やケアにも効果的なので、スポーツの前後に使うこともオススメです。

プラナロム/ケンソー 「マッサージオイル」

プラナロム/ケンソーから発売されている「マッサージオイルAタイプ」は、クローブやローズマリー、ラベンダーなどのアロマオイルがブレンドされたマッサージオイルです。スッキリした香りの中にもラベンダーなどの優しい香りがブレンドされています。「マッサージオイルBタイプ」は、ユーカリやジュニパー、ローズマリーのアロマオイルがブレンドされたマッサージオイルです。コリに効果的なアロマオイルがふんだんに使われていますので、肩こりにオススメのオイルです。この2つのマッサージオイルは運動前後のケアにも使うことができます。

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

「【腰痛や肩こりの原因を抑える】アロマオイル8種類のCOX-2阻害作用」をご紹介させていただきました。肩こりや腰痛にお悩みの方に少しでもお役に立てると嬉しいです。アロマテラピーは香りだけでなく、素晴らしい効果も期待でき簡単に使うことができますので、ぜひ試してみてください。

 

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