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女性の心身トラブル

【アロマが緩和する生理前のイライラ、腹痛】効果的な15分間フットバス

 

こんにちはアロマ薬剤師のふみやです。今回は【アロマが緩和する生理前のイライラ、腹痛】効果的な15分間フットバスについてご紹介したいと思います。

生理前にはイライラしたり、気分が落ち込んでしまったり、お腹が痛い、乳房がはって痛んだりなど、心身に対するツラい症状を経験するかたも多いのではないでしょうか?ツラい生理前のトラブルである、月経前症候群(PMS)にはアロマテラピーがおすすめ。生理前トラブルで悩んでいる女性を救うべく、アロマテラピーを用いた研究が数多く行われてきました。月経前症候群の症状に効果的なアロマオイルを使った、アロマフットバスの方法をご紹介しますので、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

【アロマが緩和する生理前のイライラ、腹痛】

効果的な15分間フットバス

 

【生理前のイライラ、腹痛を癒す】効果的なアロマオイル

 

レモンのアロマオイル(精油)を使ったフットバスには、腹痛などの痛みを和らげたり、イライラしてしまう気持ちを癒す作用があり、レモンのフレッシュで心地よい香りが、落ち込んだ気分を明るく前向きにさせてくれます。

フットバスとは足浴ともよばれ、その名の通り「足湯」のことです。あたたかいお湯を張った容器などの、小さな浴槽に足いれて行うリラクゼーション法のひとつ。「足は第二の心臓」ともよばれるほど、足裏に全身のツボが集まっており、フットバスを行なってあげることで、さまざまな美容効果がで期待できます。足を温めることによって、全身の血流を促進させ、ポカポカと体を温めてくれたり、冷えやむくみの改善、だるさや疲れを取り除いてくれる作用もあります。そこにアロマオイルを加えてあげることによって、心地よい香りと有効成分が、生理前の心身トラブルに働きかけ、症状の緩和や、リラクセーション効果を高めてくれるため、月経前症候群の症状で悩む女性にとって、アロマフットバスは嬉しい効果がたくさんあるのです。

 

アロマフットバス研究

女性20名を対象に、レモンのアロマオイルを使ってフットバスを行なった群と、アロマオイルを使わないでフットバスを行なった群での、月経前症候群の症状と心理的変化を比較検討した。フットバスは生理前の期間に、40℃のお湯で15分間行われた。(アロマオイルは30Lのお湯に対して5滴使用)。結果としてアロマオイルを使った群、使わなかった群ともに、気分のリラックス作用が認められ、月経前症候群の全体症状の改善、「痛み」「水分貯留(むくみ) 」「否定的感情」「集中力の低下」の有意な改善が認められた。アロマオイルを使った群では、アロマオイルを使わなかった群とくらべて、月経前症候群の全体症状をより改善し、「痛み」「集中力の低下」「気分の高揚」においても、アロマオイルを使わなかった群と比べて、有意に改善効果が高いことがわかった。

 

ふみや
ふみや

フットバスだけでも生理前のイライラや腹痛などの、さまざまな症状に効果的ですが、アロマオイルを加えてあげることで、より心身に対する良い影響を届けることができます

 

 

 

 

生理前トラブル、月経前症候群(PMS)とは

 

生理前におこるさまざま心身のトラブルは、月経前症候群(PMS)とよばれ、生理前3〜10日の間におこる、精神的あるいは身体的症状のことで、生理開始とともに軽快したり、なくなったりしていきます。月経前症候群は20〜30代の女性に多くみられ、70〜80%の女性が何らかの症状を経験するとされています。

 

 

月経前症候群(PMS)の原因

月経前症候群の原因は、未だはっきりと分かっていませんが、女性ホルモン「プロゲステロン」のバランスが関係しているとされています。排卵後から生理前(黄体期)にかけて分泌されるプロゲステロンは、基礎体温を上昇させたり、水分をためたり、食欲を増進させるなど、妊娠しやすいような体を作る働きをしています。そのことによって、体温が上がり眠たくなる、食欲が止まらない、などの症状があらわれたり、ホルモンバランスの変動によって、頭痛や胸の張りなどもおきてきます。またプロゲステロンは、幸せホルモンとよばれる「セロトニン」を減少させることが知られており、そのことによって、イライラしてしまったり、不安やストレスを感じやすくなります。

 

ふみや
ふみや

原因がはっきりしていない病気は、西洋医学(薬などを使った、病院で行われる一般的な治療・医学)が少し苦手としていて、アロマテラピーや漢方などによるケアが、注目されている分野でもあります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【生理前のイライラ、腹痛に効果的】アロマフットバスの方法

 

フットバスには生理前トラブルを緩和してくれる嬉しい作用がたくさんあり、レモンのアロマオイル(精油)を加えてあげることで、より効果を高めることが期待できます。レモンのアロマオイルに含まれる有効成分と、フレッシュで心地よい香りが心身に癒しを与えてくれ、前向きで明るい気持ちにさせてくれます。

 

アロマフットバスの入浴方法

大きめの洗面器、バケツ、浴槽などに40℃のお湯を注ぎ、バスオイルなどで希釈したアロマオイルを加え、よくかき混ぜるだけで準備が完了です。私のおすすめはバスオイル5mlに、アロマオイル5滴を加えるブレンドですが、ご自身の好きな配分でももちろん大丈夫です。足をくるぶしぐらいまでお湯につけ、15分間アロマフットバスを楽しみましょう。お湯の温度がが下がってきたら、熱いお湯を足して調整してみてください。

レモンのアロマフットバスで効果が期待できる症状
  • イライラ
  • 腹痛などの痛み
  • むくみ
  • 集中力の低下
  • 気分の落ち込み

 

 

レモンのアロマオイル

料理やジュースなどでお馴染みの「レモン」は、爽やかで清涼感あふれる香りで、リフレッシュしたいときに最適。レモンのアロマオイルには鎮痛作用をもった成分が含まれていたり、d-リモネンによって、血液の流れを良くしてくれる作用があるため、腹痛などの痛み、冷えやむくみの改善にも効果的です。またレモンのアロマオイルには「幸せホルモン」とよばれるセロトニンを増やす作用があり、イライラしてしまう気持ちや不安を癒してくれるため、生理前トラブルで悩む女性の心身ケアとしても心強い味方になってくれます。レモンだけでなく、ラベンダーやネロリなどどブレンドすることもオススメです。

 

バスオイル

アロマフットバスを行うときは、アロマオイルをバスオイルやバスソルトに混ぜてから、お湯の中に入れるようにしてください。お湯の中に直接アロマオイルを加えると、アロマオイル原液が肌に付着し、肌トラブルを引き起こす可能性があります。特に敏感肌のひとは、アロマオイルを均一に広げるために、バスオイルなどを使うようにしましょう。何を購入していいかわからないひとは、プラナロム/健草医学舎から販売されている「ケンソーバスオイル」を購入されると良いと思います。プラナロム/健草医学舎が取り扱っているオイルは、オーガニックでありながら、品質管理も徹底されているため、高品質な商品であることからも、アロマテラピー経験者から人気のブランドです。

 

生活の木「シトラスレイヴ」

生活の木から販売されている「シトラスレイヴ」は、アロマオイルと植物オイルがブレンドされたオイルタイプの入浴剤です。レモンと同じ成分を多く含む、オレンジのアロマオイルがブレンドされています。オレンジ以外には、柑橘系の癒しの香り代表格のマンダリン、りんごのような甘酸っぱさのある香りのカモミールがブレンドされていて、フレッシュで爽やかな香りが気分を和ませてくれます。フットバスに使うときはワンプッシュするだけで大丈夫です。アロマテラピーを使ったことがない人は、まずはシトラスレイヴを試してみることも良いと思います。

 

ふみや
ふみや

アロマテラピーは生理前トラブルだけでなく、生理中トラブルを緩和する嬉しい作用がたくさんあります。よかったらこちらの記事も読んでみてください。【生理前/中のアロマ記事まとめ】生理痛、イライラなど症状別7レシピ

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

「【アロマが緩和する生理前のイライラ、腹痛】効果的な15分間フットバス」をご紹介させていただきました。さまざまな症状で女性を悩ませる月経前症候群。アロマオイルの有効成分と心地よい香りを利用したアロマテラピーは、生理前トラブルを優しく癒してくれ、イライラや腹痛などの症状を緩和してくれる効果が期待できます。簡単な方法でアロマフットバスはできますので、ぜひ試してみてください。少しでも皆さんのお役に立てると嬉しいです。

 

 

 

参照:女子大学生におけるアロマ足浴後の生理的及び心理的変化の基礎的検討

 

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