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女性の心身トラブル

生理前に太る…アロマが抑える止まらない食欲!香りで効率的なダイエット

 

こんにちはアロマ薬剤師のふみやです。今回は生理前に太る…アロマが抑える止まらない食欲!香りで効率的なダイエットをご紹介したいと思います。

生理前には、イライラする、お腹が痛い、体がだるい、気分が落ち込むなど、心身に対してさまざまな症状が現れます。そのなかでもやっかいなのが食欲の増加。生理前には食欲が止まらなくなってしまい、ついつい食べすぎて、気がついたときには体重が増えている…、そのようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?そんなときはアロマテラピーがおすすめです。アロマテラピーで使用されるアロマオイルには、食欲を抑えてくれる作用をもっているものがあります。どのようなアロマオイルが効果的なのか、またアロマテラピーの使い方もご紹介しますので、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

食欲を抑えるために効果的なアロマオイル

 

オーガニックの有効成分が凝縮されたアロマオイル(精油)には、直接的に脳に働きかけ、食欲を抑えてくれる作用や、食べたいイライラを抑えてくれる作用があります。生理前の食欲を抑えるためには、ペパーミント、グレープフルーツ、キンモクセイ、サイプレスのアロマオイルがおすすめ。

皆さんは香りを嗅いだだけで、よく知らないけどこの人のこと好きだなと思ったり、この人は生理的に無理!と感じたことはありませんか?五感のなかで嗅覚だけが、脳の大脳辺縁系にダイレクトに伝わります。大脳辺縁系は本能的な活動を司っているため、香りによる嗅覚の刺激は、人の好き嫌いなどの情動や、食べたいなどの生理的欲求に対して大きな影響を与えるのです。そのためアロマオイルの香り成分を有効活用することによって、食欲そのものを抑えたり、自律神経のバランスを整えることで、食べたいイライラを抑えるなど、効果的なダイエット法として期待ができるのです。

 

ふみや
ふみや

香りは好き嫌いの判断や、食欲などの生理的欲求に大きな影響を与えるので、アロマオイルの香りは、好きな人を振り向かせるためにも利用できます→【アロマオイルの香りが感覚に与える効果】脳は香りの印象にダマされる

 

 

 

 

生理前に太りやすい理由、なぜ生理前には食欲が増加するのか?

 

生理前に太るとは一般的によく言われますが、いったいなぜ生理前に太るのでしょうか?

それは女性ホルモンである「プロゲステロン」の増加が関係しているとされています。排卵後から生理直前までの約2週間は、プロゲステロンの分泌が盛んになり、妊娠しやすいような体を作ろうと働きかけてくれます。しかしそのプロゲステロンには食欲中枢を刺激する作用があり、食欲を増加させ、甘いものや炭水化物などを無性に食べたくさせてしまうのです。またプロゲステロンは、幸せホルモンとよばれる「セロトニン」を減らすことで、ストレスやイライラを感じやすくさせてしまいます。人によってはストレスなどを感じることで、さらに甘いものや炭水化物を欲しくなり、ついつい食べてしまうことも。そのほかにも生理前に太る理由として考えられているのが「むくみ」であり、プロゲステロンの働きによって、水をためやすくなるため、体重が増えるとされています。

 

ふみや
ふみや

プロゲステロンによっておこる、食欲の増加、ストレスやイライラを感じやすくなる、この2つをケアしてあげることが、効率的なダイエットには大切になります

 

 

 

【止まらない食欲に】アロマテラピーで効率的なダイエット

 

ペパーミント、グレープフルーツ、キンモクセイ、サイプレスの心地よい香りには、直接的に食欲を抑える作用や、ストレス、食べたいイライラなどを抑えてくれる作用があり、生理前の効率的なダイエットにはピッタリなアロマオイルです。

これらのアロマオイル(精油)を食事前1時間〜30分前に使用することで、食べ過ぎを防いでくれる効果が期待できます。またストレスを感じたり、イライラしてしまったときに、甘いものが欲しくなる方は、ストレスやイライラを感じたときに、アロマオイルの香りを吸い込むことで、ネガティブな感情を癒し、心のケアをおこなってあげると良いでしょう。

 

ふみや
ふみや

アロマテラピーは生理前トラブルだけでなく、生理中トラブルを緩和する嬉しい作用がたくさんあります。よかったらこちらの記事も読んでみてください。【生理前/中のアロマ記事まとめ】生理痛、イライラなど症状別7レシピ

 

 

ペパーミント

スッキリとした爽快感のある香りで、多くの人に親しまれる「ペパーミント」は、歯磨き粉やガムなどに使われることでもお馴染み。ペパーミントに含まれる香り成分のメントールには、脳の血流量を増加させることで、交感神経を高め、空腹を感じにくくさせてくれます。またスッキリとした香りが、食べたいイライラも抑えてくれるので、生理前に太ってしまうことを防ぐために、さまざまな角度から働きかけてくれます。その効果はアメリカのウィーリンジーザス大学の研究において、5日間の総摂取カロリーが3,485kcalも減少したとの報告があるほど。私自身がファスティングを行っていたときに、食欲を抑えるために活躍してくれたこともあるので、効率的なダイエットにはオススメのアロマオイルです。そのほかにもペパーミントには生理中の吐き気、ストレスからおこる腹痛、頭痛などを緩和する効果が認められており、女性の生理トラブル解消に幅広く作用してくれます。

 

グレープフルーツ

果実がブドウの房のように実ることから、グレープの名前が付いた「グレープフルーツ」。そのみずみずしいフレッシュな香りは、楽園にいるかのような陽気な気分にさせてくれることからも、古くから多くの人に親しまれてきました。グレープフルーツのアロマオイルには、ヌートカトンとよばれる香り成分が含まれており、食欲を抑える作用や、脂肪燃焼作用に優れています。その脂肪燃焼作用は香りだけでも効果的であることがわかっており、マウスに対して香りを与えると脂肪燃焼が増加したとの研究があります。ペパーミントやサイプレスなど、さまざまなアロマオイルとの香りの相性が良いので、ブレンドしてアロマストーンに垂らして、部屋いっぱいに香りを楽しむにもオススメ。

 

キンモクセイ

秋に小さなオレンジの花を咲かせ、甘い香りで人を魅了する「キンモクセイ(金木犀)」。キンモクセイのアロマオイルには、濃厚でフルーティーな甘さのなかに、スパイシー調が加わった香りで、イライラやストレスを抑える癒しの作用に優れています。またキンモクセイの香りには、食欲を増進させる「オレキシン」を抑制する作用があり、心身の癒しに加え、食欲を抑える作用と、生理前には嬉しい効果がたくさん。キンモクセイの花から採油できるアロマオイルの量が少ないことからも、高価なアロマオイルのひとつですので、生活の木で1mlや3mlなどの少量から購入して試してみることも良いと思います。

 

サイプレス

イトスギ、ホソイトスギとも呼ばれ、公園や庭にも広く栽培される「サイプレス」は、森林浴気分を楽しめる香りで、心のリフレッシュに使いたいアロマオイルのひとつです。その作用によって食べたいイライラを抑えてくれることからも、3ヶ月間香りを使うことで、ウエストを6cm減少される研究報告があるほどの優れものです。リンパや静脈の滞りを解消する作用にも優れたアロマオイルでもありますので、マッサージなどにもよく用いられています。キャリアオイル10mlにサイプレスのアロマオイルを4滴加え、夜のリラックスタイムに優しくマッサージしてあげることも良いでしょう。

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

「生理前に太る…アロマが抑える止まらない食欲!香りで効率的なダイエット」をご紹介させていただきました。

ご紹介した内容が少しでも皆さんのお悩み解決に役に立てると嬉しいです。オーガニックの有効成分を利用したアロマテラピーは、生理前や生理中におこるトラブルに対して、心身に作用し癒しを与えてくれます。アロマテラピーとしてアロマオイルを使うときは、精油もしくはエッセンシャルオイルと記載された、良質なアロマオイルを使うようにしてください。100円均一などで販売されているアロマオイルには、合成香料が使われており、精油本来の効果が期待できません。香りを楽しむだけであれば、100円均一のアロマオイルでも良いですが、しっかりと心身のケアをしたいときは、良質なアロマオイルを選ぶようにしましょう。

 

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