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資格と仕事

アロマテラピー検定・資格の違い〜アロマテラピー協会の特徴まとめ〜

アロマテラピー検定と資格 違い

 

 

アロマスクールを決める時にどの協会がいいのか悩みに悩んだ、アロマ薬剤師のふみやです。

今回はアロマテラピー協会によっての検定と資格の違いをご紹介していきたいと思います。「アロマには興味はあるけど資格は必要?」、「資格には違いがあるの?」、「どんな協会が良いの?」などと考えているかたにおすすめの記事になります

私自身はNARDの資格を持っており、スクールに通った経験もありますので、参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

アロマテラピーの資格とは

 

アロマテラピー団体は2020年現在全てが協会であり、得られる資格は「民間資格」になります。

医師、弁護士などに代表される「国家資格」は国が認定する資格であり、その資格を取得しなければ行えない業務・仕事がありますが、「民間資格」は団体が独自に認めている資格であり、極論としては資格がなくても、できない業務などはありません。では、アロマテラピーの民間資格を取得するメリットはあるのでしょうか?

 

アロマテラピー資格のメリット

  • 正しい知識を学ぶことができる
  • 専門の知識・スキルを取得していることの証明になる
  • 就職・キャリアアップに有利になる可能性がある

上記などが考えられます。今後仕事にも活かしていきたいと考えているのであれば、資格を取得することをおすすめします。

 

 

 

 

 

アロマテラピー協会・資格の違い

 

アロマテラピー資格、アロマセラピスト資格を取得すると考えた場合、日本に拠点をおいているNARD(ナード・アロマテラピー協会)、AEAJ(日本アロマ環境協会)、JAA(日本アロマコーディネーター協会)の3つが主になります。

この3つにはどのような違いがあるのか・・・

 

ふみや
ふみや

結論からいうと、そこまで大きくは変わりません!

 

 

 

えっ!?

違いを知りたいのにと、思ったかもしれませんが、大筋は変わらないだけでそれぞれの特徴はもちろんあります。ご自身がどうしたいかといった観点から選んでいただいて良いかと思います。

各協会のベースは下記になります。

  • フランス式:NARD(アロマを医療・治療に用いる考えを元に高濃度まで使用)
  • イギリス式:AEAJ、JAA(アロマを美容やリラクゼーションに用いる考えを元に使用)

どの協会もどちらの考えもある程度取り入れています。それでは各協会の特徴をご紹介していきます!

 

 

 

 

 

NARD(ナード・アロマテラピー協会)

ヨーロッパでのメディカルアロマテラピー研究機関NARD(Natural Aromatherapy Research and Development )の情報を日本に届ける目的で設立された協会です。

アロマテラピーを治療や医療と捉える考えがベースとなっており、化学的な観点や医学の観点で学習できることが特徴です。また学習する精油やキャリアオイルなどが幅広く取り扱われています。

【会員数】

約6000人

【費用目安】

アドバイザー:15万〜 (一般の方にアロマ指導、ベーシックコース講師ができる資格)

インストラクター:35万〜 (アドバイザーの講師、スクールの開講ができる資格)

【こんな方におすすめ】
  • 医療現場でアロマテラピーを取り入れたい
  • アロマセラピーを化学の観点からしっかりと学びたい
  • 自身や身近な人のセルフメディケーションとして取り入れたい

(※精油は薬として使用することはできません)

メリット
  • 医療や治療の観点から病気、精油成分などをしっかりと学べる
  • 受講している人が医療関係者が多い、学習意欲が高い人が多い
デメリット
  • 会員数が少ないため、コミュニティが小さい
  • インストラクターまでの資格を取得する際の費用が高い
資格取得手順

アロマアドバイザー ⇨ アロマインストラクター ⇨ アロマトレーナー

アロマアドバイザー ⇨ アロマセラピスト ⇨ アロマセラピストトレーナー

参照:https://www.nardjapan.gr.jp/qualification

その他のコース
  • アロマテラピーベーシック

 

 

 

 

 

AEAJ(日本アロマ環境協会)

内閣府に公益認定された、アロマテラピー関連で唯一の公益法人。

ユーキャンでもアロマテラピー検定があることでおなじみですが、なんと言っても日本で最大のアロマテラピー団体であり、気軽にアロマを取り入れたい方向けをはじめ、様々なコースもあることが特徴です。またアロアテラピーの研究が盛んであることや、賠償責任補償制度(トラブルによる賠償の保険制度)があることも、アロマスクール開設や講師をやりたいと思っている会員の方々に人気です。

【会員数】

50,000人以上

【費用目安】

アドバイザー:3万〜 (一般の方にアロマの指導ができる資格)

インストラクター:15万〜 (スクールの講師ができる資格)

【こんな方におすすめ】
  • 気軽に楽しみたい
  • 自身がやりたい内容に合ったコースがある方
  • 企業としてアロマテラピーを取り入れたい
メリット
  • 会員数、企業が多いため、コミュニティーが広い
  • 幅広いコースがあり、自身に合ったものを選べる
デメリット
  • 資格を取得するまでに検定1級を取得しなくてはならない
資格取得手順

https://www.aromakankyo.or.jp/licences/

その他のコース
  • アロマハンドセラピスト
  • アロマブランドデザイナー
  • ナチュラルビューティースタイリスト
  • 環境カオリスタ

 

 

 

 

 

 

 

JAA(日本アロマコーディネーター協会)

アロマセラピーおよび関連する各種リラクゼーションの健全な普及を目的に発足。

会員数は2万人以上と、AEAJについで大きな協会になります。アロマ以外にもアーユルヴェーダやマナーに関する検定などがあることが特徴。リラクゼーションに普及を目的に発足したものの、現在では医療の観点も取り入れていることも魅力です。

【会員数】

20,000人以上

【費用目安】

コーディネーター:20万〜 (一般の方にアロマの指導できる資格)

インストラクター:3万〜 (セミナー、スクールの講師ができる資格)

【こんな方におすすめ】
  • 少しだけ学んでみてから今後の進路を決めたい
  • 様々な観点からアロマテラピーを取り入れてみたい
  • 忙しくてスクールに通えないかた(オンライン対応あり
メリット
  • 最も多様なコースがある
  • オンラインでも受講できる
デメリット
  • 検定や資格制度が複雑
資格取得手順

https://www.jaa-aroma.or.jp/qualification/instructor/

その他のコース
  • いやしのカウンセラー
  • アロマフェイシャルリラックス
  • チャイルドケアコーディネーター
  • 介護アロマコーディネーター
  • ハンドトリートメント
  • 認知症予防のためのアロマヘッドトリートメント
  • セラピストのためのマナー
  • アーユルヴェーディックアロマセラピー
  • ジャパニーズアロマ

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

検定や資格取得を検討している方々のお役にたてると嬉しいです。どの協会も素晴らしい特徴がありますので、ご自身に合った協会を選んでくださいね!

他にもアロマテラピーを詳しく知りたい場合はこちらを参考にしてみてください。

 

ふみや
ふみや

アロマセラピストとして国際的に認められている資格を得られるIFA、IFPAもあり上級者におすすめです!

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