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心のケア

五月病対策にアロマがおすすめ!セロトニンを増やす幸せな8種類の香り

 

こんにちはアロマ薬剤師のふみやです。【五月病対策にアロマがおすすめ】セロトニンを増やす幸せな8種類の香りをご紹介したいと思います。心身の疲れが原因となる五月病は、やる気がでない、身体がだるい、眠れない、集中できないなど、さまざまな症状があらわれます。みなさんもゴールデンウィークや、大型連休のあとに経験したことがあるのではないでしょうか?そのような五月病は、放っておくと「うつ病」へ進行してしまうことも…。

そうならないためにもアロマテラピーによるケアがおすすめです。アロマオイルの心地よい香りは、ストレスを優しく包み込んで癒してくれる作用があり、「幸せホルモン」ともよばれるセロトニンを増やすことが期待されています。どのようなアロマオイルが効果的なのか、またアロマテラピーの簡単な使い方もご紹介しますので、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

【五月病対策】セロトニンを増やす8種類のアロマオイル

 

ラベンダー、ベルガモット、ネロリ、イランイラン、ローズ、サンダルウッド、レモン、オレンジスウィートの心地よいアロマオイル(精油)の香りは、「幸せホルモン」ともよばれるセロトニンを増やす効果が期待されており、五月病対策に心強い味方となってくれます。(※参照研究より引用)

 

ふみや
ふみや

五月病とセロトニンに関してご紹介しますが、内容に興味がなければ、アロマテラピーの使い方の項目をご覧いただき、日々の生活での使い方の参考にしてみてください

 

 

 

 

環境の変化によっておこる「五月病」とは?

 

五月病とは医学的な病名ではなく、5月の連休ゴールデンウィーク後におこる、やる気がでない、身体がだるい、眠れない、集中できないなどの状態を総称して「五月病」と呼びます。最近では新入社員が4月の新人研修を終えて、5月に配属されることも多いため、1ヶ月後の6月にこれらの症状が出ることが増えていることからも「六月病」とも呼ばれることがあります。

 

 

五月病の原因

五月病の主な原因はストレスや疲労によって起こります。就職や進学などで環境が変わった、新社会人や学生の頑張り続けた心身は、緊張と疲れが5月ごろピークに達します。その張りつめてきた緊張の糸が、ゴールデンウィークなどの連休によって、プツリと途切れてしまうことで、会社や学校に行きたくない、やる気がでないなどの軽いうつ症状が現れます。もともとは新社会人などに多い五月病でしたが、仕事の転職や、部署移動などの環境の変化によっておこり、若い世代だけでなく、中高年の人にも増加しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

「幸せホルモン」セロトニンが五月病対策におすすめの理由とは

 

セロトニンとは、ストレスに対して効能のある脳内物質で「幸せホルモン」ともよばれています。

セロトニンは感情や気分などの、心のバランスを整えるために深く関わっており、精神の安定、安心感、平常心、頭の回転をよくして直感力を上げるなど、脳を活発にさせる作用があります。またセロトニンが不足することで、ストレスや疲労、イライラ感、意欲の低下、不眠などの症状が現れます。五月病の症状には「やる気がでない」「身体がだるい」「眠れない」「集中できない」などの症状が現れますが、それはセロトニンが不足している可能性があります。そのためセロトニンを増やして、心身をケアしてあげることが、五月病の対策にも効果的なのです。

 

 

セロトニンを増やす方法

日光に浴びる

セロトニンは日光に浴びることによって増やすことができます。タイミングとしては起床してから30分が重要で、その間に15分程度日光に浴びることで、効果的にセロトニンを増やすことができます。

 

リズミカルな運動

リズミカルな運動によってもセロトニンを増やすことができ、ウォーキングやランニングをはじめ、意識的な呼吸をおこなうヨガも、セロトニンを増やしストレスを軽減されるために良い運動となります。

 

食事

セロトニンを分泌させるためには、必須アミノ酸である「トリプトファン」が必要になります。トリプトファンは体内で生成することができないため、トリプトファンを多く含む食品を選ぶようにしましょう。トリプトファンは豆腐や納豆などの大豆製品、牛乳やチーズなどの乳製品、ナッツやバナナなどに多く含まれます。

 

ふみや
ふみや

セロトニン以外にもストレスに効能のある「オキシトシン」や「GABA」などもアロマテラピーによって増やすことができます。「心と美容に効果的な「オキシトシン」を増やす8種類のアロマオイル」、「【快眠とリラックス】GABAに効果的なスパイクナードのアロマオイル

 

 

 

 

【五月病対策におすすめ】アロマテラピーの使い方

 

ラベンダー、ベルガモット、ネロリ、イランイラン、ローズ、サンダルウッド、レモン、オレンジスウィートの心地よいアロマオイル(精油)の香りは、研究においてセロトニンを増やす効果が認められました。

これらのアロマオイルを就寝前やリラックスタイムに、アロマディフューザーで香りを部屋に満たしてあげたり、アロマストーンに垂らして香りを楽しむと良いでしょう。その他にもキャリアオイルにアロマオイルをブレンドし、マッサージオイルとして身体を優しくマッサージしてあげたり、やる気が出ないときなど、軽いうつ症状を感じたときに、アロマオイルをコットンやティッシュに垂らして、深呼吸するように香りを吸い込むことも効果的です。

 

ラベンダー

アロマテラピーの万能精油ともよばれ、多くの人に親しまれているラベンダー。なかでも真正ラベンダー(ラベンダー・アングスティフォリア)の品種は、爽やかな甘酸っぱい香りが特徴で、セロトニンを増やすだけでなく、リナロールや酢酸リナリルの成分によって、不安な気持ちやストレスを軽減する作用に優れています。また多くの研究において、良質な睡眠をサポートする効果も認められているため、眠れなくて悩んでいるときに使いたいアロマオイルのひとつです。就寝前に芳香浴として香りを楽しんだり、お風呂上がりやリラックスタイムに、アロママッサージとして使うこともおすすめです。

 

 

ベルガモット

ベルガモットの名前は、イタリアの小都市ベルガモでこの木が最初に栽培されたことに由来すると言われています。柑橘系のフレッシュな香りに甘さが加わった、透明感のあるアロマオイルの香りは、気分をリフレッシュさせてくれ、気持ちを明るく前向きにさせてくれます。柑橘系のアロマオイルでありながら、エステル類を多く含むため、ストレスや不眠など、精神や心のケアとして好まれてきました。ベルガモットはアロマオイルの香りをそのまま楽しんだり、ゼラニウムやラベンダーなどとブレンドして、アロマスプレーとして香りを使ってみてください。

 

 

ネロリ

ミカン科の植物であるオレンジビターの花から採れるネロリのアロマオイル。果皮から採油したものをオレンジビター、葉から採油したものをプチグレンとよび、同じ植物から採油されています。ネロリのアロマオイルには、花のフローラルな香りに甘みが加わった優雅な香りがあり、安らぎを与えて穏やかにしてくれます。ネロリの香りには、月経前症候群(PMS)のイライラや不快症状にも効果があることが研究でも報告されており、女性にとって心強い味方となってくれます。ネロリはリラックスタイムに使ったり、ストレスを感じたとき、やる気がでないときなどに、深呼吸するように香りを楽しむことで、心に安らぎを与えてくれます。

 

 

イランイラン

フィリピンの言語であるタガログ語で「花の中の花」という意味をもつイランイランは、甘美で人を陶酔させ、人の心をなごませるセクシャルな香りが特徴的です。セロトニンを増やすことからもストレスケアにはもちろんのこと、筋肉の痛みや痙攣を緩和される作用にも優れているため、スポーツアロマの分野でも活躍しています。寝室で香りを使うと、リゾートホテルにいるかのような気分にさせてくれますし、セロトニンを増やすためにはリズミカルな運動も効果的であるので、イランイランがブレンドされたマッサージオイルで、運動前後の心身のケアのために使うこともおすすめです。

 

 

ローズ

甘く気品のあふれる花の香りの代表格でもあるローズは、心をなごませるとともに、気持ちを高揚させてくれる作用もあるため、五月病にもピッタリのアロマオイルのひとつです。優雅な香りでも人気のローズは、ゲラニオールの成分によって、肌にハリやツヤをもたらしてくれることからも、化粧品としても用いられてきました。ローズには月経前症候群(PMS)や、更年期障害でのイライラなど、さまざまな症状に有効であることが研究でも認められており、世の女性にとって欠かせない香りです。就寝前やリラックスタイムに香りを楽しみ、心身のケアに使っても良いですし、気分が落ち込んでしまったときに、香りを使うことも良いでしょう。ローズは非常に高価なアロマオイルでもあるため、生活の木で発売されている1mlなどの少量を購入することもおすすめです。

 

 

ふみや
ふみや

イランイランやローズの甘美でフローラルな香りは、女性人気が高いことからも試していただきたい香りです。フローラルな香りが得意でない男性は、ベルガモットなどの柑橘系の香りや、サンダルウッドなどがおすすめです。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

「【五月病対策にアロマがおすすめ】セロトニンを増やす幸せな8種類の香り」をご紹介させていただきました。みなさんのお悩み解決に少しでもお役に立てると嬉しいです。やる気がでない、身体がだるい、眠れない、集中できないなど、さまざまな症状で苦しめる五月病ですが、アロマオイルの心地よい香りを使い、セロトニンを増やすことで五月病対策になります。簡単な方法でもアロマテラピーは使えますので、ぜひ試してみてください。

 

研究参照:Role of 5-HT1A Receptor in the Anxiolytic-Relaxant Effects of Bergamot Essential Oil in Rodent、Sedative and hypnotic effects of compound Anshen essential oil inhalation for insomnia、Cananga odorata essential oil reverses the anxiety induced by 1-(3-chlorophenyl) piperazine through regulating the MAPK pathway and serotonin system in mice、A systematic review on the anxiolytic effects of aromatherapy on rodents under experimentally induced anxiety models、Lemon oil vapor causes an anti-stress effect via modulating the 5-HT and DA activities in mice

 

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