こんにちはアロマ薬剤師のふみやです。
今回はアロマテラピー検定に関して紹介していきます。「検定は独学で合格できるのか」、「検定資格は必要なのか」、「そもそも検定資格って何なのか」といった疑問をお持ちになるのではないでしょうか。そんな方におすすめの記事になっていますので、読んでみてください。
アロマテラピー検定は独学で合格はできるのか?
結論から申し上げますと、独学でも十分合格は可能です!
アロマテラピー検定の合格率は90%であるといわれており、合格率からもおわかりのように比較的簡単に取得できる検定になっています。アロマテラピー検定に合格することは可能ですが、今後ご自身がどのようにアロマテラピーを取り入れたいかによって勉強法が異なってくると思います。
アロマテラピー検定とは
日本アロマ環境協会(AEAJ)が実施している検定制度になります。
アロマに興味を持っている方に人気の検定となっており、日本アロマ環境協会のホームページでは、受験者数は2018年度の受験生は46万人となっています。検定を受ける理由としては、下記のようです。
1、アロマテラピーの知識を深めるため | 89% |
2、仕事のスキルアップのため | 27% |
3、家族と知人のコミュニケーションのため | 22% |
検定を受けるために要した勉強時間は90%以上の方が1〜3ヶ月と回答。
46万人・・・びっくりするほど多いですね!
アロマテラピー検定には1級と2級があり、2級に合格していなくても1級の受験は可能で、いずれのテストもマークシート方式の筆記テストと、香りを嗅いでエッセンシャルオイル名(精油名)を答える香りテストがあります(5、11月の年2回開催)。テスト内容は下記になっています。
アロマテラピー検定2級
アロマテラピーを正しく生活に取り入れるための知識
【出題範囲】
- 香りテスト
- アロマテラピーの基本
- きちんと知りたい、精油のこと
- アロマテラピーの安全性
- アロマテラピーを実践する
- 精油のプロフィール(11種類)
香りテストの対象精油 | |
スイートオレンジ | ゼラニウム |
ティートリー | フランキンセンス |
ペパーミント | ユーカリ |
ラベンダー | レモン |
ローズマリー |
アロマテラピー検定1級
精油を目的によって使い分け、効果的に生活に取り入れるための知識
【出題範囲】
- 香りテスト
- アロマテラピーの基本
- きちんと知りたい、精油のこと
- アロマテラピーの安全性
- アロマテラピーを実践する
- アロマテラピーのメカニズム
- アロマテラピーとビューティー&ヘルスケア
- アロマテラピーの歴史をひもとく
- アロマテラピーに関する法律
- 精油プロフィール(30種類)
香りテストの対象精油 | ||
イランイラン | フランキンセンス | ローマンカモミール |
グレープフルーツ | ベルガモット | クラリセージ |
スイートオレンジ | ラベンダー | ジュニパーベリー |
ゼラニウム | レモングラス | スイートマジョラム |
ティートリー | ペパーミント | ユーカリ |
レモン | ローズマリー |
アロマテラピー検定資格はこんな方におすすめ
- アロマテラピーを勉強したい
- 自分や家族などにアロマテラピーを活用したい
- 就職に役立てたい
- さらに上位資格を取得したい
アロマテラピーをご自身やご家族の間で楽しむにはアロマテラピー検定を勉強・取得することは非常に良いと思います。アロマテラピーの概念や使い方、知識などの基礎的な内容を学ぶこととができます。
もし就職や仕事に取り入れるのであれば、よりアロマテラピーを勉強したり、上位資格を取得しないと、人に伝える上では少し知識が少ない印象があります。(日本アロマ環境協会(AEAJ)でアドバイザーやインストラクターの資格取得のためにはアロマテラピー検定1級に合格している必要があります)アロマテラピー検定は日本アロマ環境協会が行っているものになりますので、自身がやりたいことなどが決まっている場合、アロマテラピー検定資格をとらなくても、他の協会での上位資格の取得は可能です。
別の記事に上位資格やアロマテラピーを取り入れた仕事に関してをまとめているので、参考にしてみてください。
おすすめ勉強法
①書籍を入手して、独学で勉強
メリット
- お金をかけずに取得できる
- 集中して勉強すれば短い期間で取得できる
デメリット
- テストに出題する知識以外を学習しにくい
- アロマテラピーを実践しながら勉強がしにくい
- 検定の申し込みを自分で行わないといけない
こんな方におすすめ
- 日本アロマ環境協会(AEAJ)での上位資格取得を予定しているため早く資格が欲しい
- アロマ関連の仕事に就職予定であるが、就職後に会社で知識をフォローしてくれる
独学なので「お金をかけず」かつ「早く」取得できるので非常にメリットはありますが、知識などに少し不安が残りますので、検定資格を取得後に勉強できる環境がある方が良いと思います
書籍を購入するのであれば、日本アロマ環境協会が発行している「公式テキスト」、「公式問題集」がおすすめです。香りテストのためのエッセンシャルオイル(精油)は別途に購入する必要がありますが、公式テキスト・問題集と精油がセットになっているものも販売されていますので、それを購入されるのが良いでしょう。
②ユーキャン講座を申し込む
メリット
- 勉強しながらいろいろなアロマテラピーを体験できる
- イラストやDVDなど豊富なサポートツールがあるため視覚的に学びやすい
デメリット
- 書籍を購入するして勉強するより費用がかかる
こんな方におすすめ
- 上位資格を取得する予定はないが、しっかりと学びたい
- 仕事の即戦力として働きたい
- テキストと問題集だけではちょっと不安
ユーキャンではオリジナルテキストを作っていたり、勉強しながらアロマテラピーのクラフトも体験できるので、より実戦的に学ぶことができると思います
いかがだったでしょうか?
みなさんがアロマテラピーを取り入れることに対して、お役に立てると嬉しいです!